波佐見町|自然と満天の星を味わえる野々川郷

2019.04.11

ご成約済 波佐見町野々川郷
[売家]

 

こちらは成約済みとなりました。最新情報は、電話(0120-58-3986)またはメールにてお問い合わせください。ohesojournalでは物件アーカイブとして掲載しています。

 

波佐見町野々川郷にある中古住宅を見学してきました。当日はぽかぽか陽気で半袖でも過ごせそうなほど暖か。そんな春の陽気に誘われ、まずは近隣をぷらりと散策。

近くの丘の上からは、一面に広がるお茶畑や菜の花畑を一望でき、波佐見町をぐるっと囲む山々の風景とセットで楽しむことができました。今回は、そんな贅沢なロケーションを身近に味わえる、古民家平屋建て住宅をご紹介します。
 
 
 

子ども達の健やかな心やからだを育む野々川郷。

物件がある野々川郷は、東小学校から県道104号線を北へ進んだ山の中腹にあります。中心部からはやや離れた地域にあり、小学校から徒歩約50分というとても長い道のり。子ども達からするとため息の出るような通学距離ですが、野々川郷の子ども達は昔から当たり前のように歩いて通学をされていたようです。野々川郷は、そんな子ども達の心や体もたくましく育む地域なのです。(現在、小学生は帰宅時に送迎タクシーを利用することができます。)

野々川ダム沿いの通りが約1km続きます。その後、西九州自動車道の高架橋をくぐり抜けると登り坂が見えてきて、その坂を登りきったところに今回紹介する物件があります。途中、一定の間隔で街灯が設置されていますが、ところどころ設置されていない区間もありました。

くねくねと曲がりくねった特徴的な上り坂。自転車通学の場合、行きはスムーズですが帰りは登り坂との勝負になりそうです。

物件は大きな左カーブ沿いにあります。道は湾曲していますが、外側なので出入りの際は見晴らしが良く、車の出入りがスムーズ。

和風の平屋建て住宅です。増築された形跡もあり、その部分はセメント瓦。母屋は泥瓦が設置されていました。敷地には3〜4台ほどの駐車スペースがあり、小屋にも1台駐車することができます。隣地に建物はなく開放的で、敷地からの抜けるような青空が印象的でした。
 

間取りは昔ながらの和室の田の字の造り。居住用としては使いづらい造りですが、リノベーションなどで間取りの変更もできそうです。その他の特徴として、離れに作業場があること。作家さんのものづくりスペースとしてはもちろん、ギャラリーやアトリエとして活用できそうです。

5坪ほどの作業スペースと、その奥には2坪ほどの物置があります。現在は焼き物の絵付けなどを行うスペースとして使用されています。作業場の窓からは、野々川の長閑な風景がうかがえました。

東側の小屋や作業場周辺の様子。敷地を取り囲むように配置された小屋や作業場は、経年劣化なども見受けられます。

北側の様子。外壁や窓部分には汚れが目立ちます。庇部分には破損が見受けられました。

北側の屋根を見ると雨漏りの応急処置が行われていました。現在、北側和室部分に雨漏りが確認されているようです。成約の際は売主負担で修理を行なっていただきます。

建具や外壁には、古民家とは若干不釣り合いなアルミサッシやトタンの外壁材が使用されていました。

小屋の一部は現在駐車スペースとして使用されています。他の部分は物置として使用中。このスペースはギャラリーとしても良さそう。白熱灯を数本垂らしてライトアップするだけでも雰囲気が出そうな空間です。
 
 
 

長短ある古民家中古住宅。

それでは内部を見ていきます。外部は屋根の傷みによる雨漏りや建物の劣化が見受けられましたが、内部に関しても汚れや傷みがかなり見られます。写真ではわかりづらいですが、床のたわみも全体的に確認でき、経年劣化や使用感も至る所に現れています。
使いこなすには、かなり難易度の高い古民家物件ですが、よく目を向けてあげると魅力的な部分も沢山あります。現在居住中なので内部の写真は少なめですが、その一部をご紹介します。
座敷部分は8畳の二間続き。立派な梁や柱が残っています。
南側の増築された一室。日当たりも良く、応接室としても使えそうです。
4.5畳の和室は、居間として使用されています。この部屋だけ、室内の壁にベニアが貼られ、ブルーに塗装されています。

廊下部分の様子。床や天井も汚れが目立ちます。

水廻りに関しても使用感や劣化が見られます。

左写真:一部の天井ではシミや破損もあります。 右写真:窓際の床の様子。

北側の和室部分に雨漏りがあります。
 
 
 

\ 野々川郷豆知識 /『野々川郷民は皆バレーが上手』

バレーと言っても白鳥の湖の方ではなく、アタックやレシーブの方です。
そうなんです、野々川郷民は皆バレーボールが得意なんです。小・中学生でトスやアタックができる子は大体野々川っ子だし、町民バレー大会ではいつも上位。まさに波佐見の七不思議… なぜか?は定かではありませんが、野々川郷民は小さい頃からバレーを教わるらしいのです。バレーボールを愛するあまりに、バレーコートを完備した体育館まで造ってしまうほど。バレーボール好きの方にも是非おすすめしたい地域です。
バレーコートの完備された『野々川郷コミュニティセンター』。

 

 

敷地から眺む満天の星!

高地にある野々川地区は、付近に空を遮るものがなく、スカッと抜けた空を味わえるのも特徴。夜になると、街灯などの最小限の光源しかなく辺りは真っ暗です。そんな、条件の満たされた敷地内からは、満天の星を見ることができるそうです。オーナーの方も「ぜひ一度見て欲しい!」と、お勧めするほど。余裕ある敷地面積なので、星空を見ながらパーティーなんかも良さそう。田舎ならではの楽しみ方がありそうです。

 
 
いかがだったでしょうか?雨漏りや劣化など、中古住宅ならではのマイナスポイントのある古民家住宅。そんな難易度の高そうな物件ですが、素材や環境を見ていると、何か放ってはおけない魅力的なものを感じました。そんなちょっと個性的な古民家住宅を、うまく活用してくれる方を募集します。
 
 

OUTLINE
所在地
波佐見町野々川郷
交通
大日バス停徒歩52分
構造
木造
規模
瓦葺き平屋建て
間取り
7DK(和4.5×2・和6×3・和8×2・DK8)
土地
591.98㎡(179.07坪)
地目
宅地
都市計画
非線引区域
用途地域
指定なし
容積率
200%
建ぺい率
70%
現況
居住中
地勢
平坦
接道状況
南側 公道 幅員4m 接面2m
駐車場
有り4〜5台可
引渡時期
相談
設備
上水道・汲み取り・プロパンガス
最寄り施設
● 役場/波佐見町役場(車11分)
● 小学校/東小学校(徒歩49分)※下校時は送迎タクシー利用可
● 中学校/波佐見中学校(徒歩70分)※自転車通学可
● 病院(内科)/こうの内科医院(車10分)
   (小児科)/坂口医院(車11分)
● 警察署/波佐見交番(車14分)
● 金融機関/十八銀行(車8分)
● スーパーマーケット/エレナ(車16分)
● コンビニ/デイリー(車11分)
● 避難場所/小樽郷グラウンド(車8分)
● 避難所/野々川郷公民館(徒歩6分)
※「避難場所」は、災害の危険から一時的に避難するところです。「避難所」は、一定期間滞在し、避難者が生活できるところです。
備考
もう一点は、シロアリの確認がされていること。シロアリ調査の際に蟻道(蟻の通り道)が確認されています。シロアリ駆除に関しても成約の際は売主負担で駆除・防蟻処理を行なっていただきます。
取引
専任媒介

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