有田町外尾町にある、和風戸建て中古住宅。目を向けてみると、木目トタンの外観イメージと違い、内部は木造の重厚感ある空間が広がります。古き良き佇まいで、趣ある玄関土間や中庭を愉しむ暮らしができそう。また、隣接する車庫スペースは店舗やギャラリーにも良さそうな雰囲気がありました。今ある姿で活用していただける方を募集します。
線路と県道に挟まれた立地。
まずは周辺環境から。今回の物件、玄関側は線路沿い、裏口側は県道沿いという立地になっています。また、踏切までは50mほど。騒音や振動などを考えると、好立地とは言い難い場所ですが、駅が近く買い物も徒歩圏内というメリットも。電車の通過音や踏切の警報音などは、ぜひ現地で体感してみてください。
物件正面の様子。線路に面した通りにあります。
どこか懐かしさを感じさせるような路地。道幅は3.1mほど。玄関先を電車が走ります。
隣接する倉庫には軽自動車1台分は停められそう。
車や大型トラックの往来もあり、大型トラックが通る際はガタガタという走行音も聞こえてきました。
屋根はセメント瓦と青い陶器瓦の二種類になっています。
和風住宅の魅力。
玄関を開けると広い土間があり、小上がりの和室と風情ある中庭が愉しめます。どこか懐かしさを感じさせる空間で、落ち着いた暮らしを手に入れることができそう。経年劣化による傷みや汚れはありますが、そのままでも住まうことができます。
小上がりの和室も趣きがあります。
座敷からは風情ある中庭を眺めることができます。
中庭前の廊下と台所に向かう廊下。
中庭を愉しめる一室。
朝日が昇る、中庭。
線路と県道に挟まれた立地でも、自然を愉しむことができるのがこの中庭です。バランスよく植えられている木々や季節の草花、そして小さな池もありました。手入れをすることで、更に趣ある庭になりそう。東側に位置するので、朝の光に照らされる庭を眺めて過ごすのも良さそうですね。
池に水をはって、鯉を泳がせるのも良さそう。
台所は、使用感はありますがそのまま使うことができそう。
台所横にも広めの土間スペースがありました。ちょっとした物を置きなど、何かと重宝しそうです。
トイレは二か所。洋便器は比較的新しいようです。
浴室は広めの造り。脱衣所がないので、リフォームで浴室内に脱衣所を設けても良さそうです。
広々と余裕のある2階スペース。
6畳の和室と洋室は、それぞれ単独の造り。プライベートもしっかり保たれます。
階段には手すりも設置されています。
車庫スペースにある可能性。
車庫スペースは以前、小屋として使用されていました。老朽化した建物にはしっかりと補強が施され、シャッター付きの車庫として活用されています。そのまま車庫としての利用も良いけれど、作家さんのギャラリーや雑貨の販売スペースなどにも良さそう。母屋の玄関土間とつなげてみたり、アイデア次第で色んな使い方ができそうな可能性を感じる空間です。
駐車の際は、前面道路が狭いので若干テクニックが必要です。
母屋と車庫の間に吹き抜けの不思議なスペースがあります。
自生する木の落ち葉が多く、手入れが必要となりそう。
室内には所々、天井や壁にシミや傷みがありました。
