長崎県佐世保市にあるヨーロッパの街並みを再現したテーマパーク「ハウステンボス」。
そのパークに隣接した住宅街「ワッセナー」内にある中古住宅をご紹介します。
「ワッセナー」とは、オランダにある高級住宅街「WASSENAAR」を再現した分譲住宅地で、別荘地や居住用地として人気のエリアです。
異国情緒溢れる街並みはとても美しく、リフレッシュできる環境が整っています。また、プライベートの桟橋付きでいつでも沖への船出が愉しめます。
クルーザーやヨットなどをお持ちの方、別荘地をお探しの方、ワンランク上の住まいをお探しの方におすすめの物件です。
目次
- 外観
- 内観
ルームツアー
下の画像をクリックして動画で全体像をご確認いただけます。(※再生すると音声が流れます)
上空からの様子
ワッセナー内には10棟のマンションと、約130棟の戸建て住宅で構成されています。住宅は色や素材、屋根の傾斜なども統一されていて美しい街並みを作り出しています。全てオランダの伝統的なデザインが採用され、運河と街が一体となった景観が広がります。

今回ご紹介するのは、こちらの大通り沿いにある住宅になります。約174坪のゆとりある敷地に桟橋付きという物件になります。
上下水道の配置図
左:上水道配管図 右:下水道配管図。上下水道ともに配管されています。
敷地までの様子
「ワッセナー」入口にはセキュリティーゲートがあり、24時間体制で警備されているため防犯面でも安心いただけます。
セキュリティーゲートを抜けた先にある、白い欄干のある橋。
街中に運河が流れており、情緒ある風景が広がります。運河沿いの歩道は散歩コースにも良さそう。リードをつければペットとの散歩も可能です。

こちらの建物は、隣接するホテルオークラ。ワッセナーにお住まいの方は、ホテルオークラの朝食優待券をご利用いただけます。こちらのホテルを右手に眺めながら進みます。
街中は石畳やガス灯を模した街灯もあり、細部に至るまでオランダの街が再現されていました。こちらでは、街の景観を維持するために建築協定(街並みや景観を守るための街独自のルール)なども制定されているので、美しい街並みが維持されています。
交差点を左折し、ワッセナーの中心を通るメインストリートに進みます。物件は、最初の橋を渡ったすぐ右側です。
物件前の運河の様子。右の写真の奥には、テーマパーク内の風車が見えました。
水面に建物が映り、とても良い雰囲気。
前面道路
物件はちょうど角地にあるので圧迫感も感じにくい様子。南側の前面道路は石畳仕様になっていて趣きがあります。
住宅街は車の通りがほとんどなく、走行速度も20キロに制限されているので走行音も少なく、安心です。
電線は地中に埋設されている為、開放感のある美しい青空を愉しめます。
こちらは共益地部分。ゴミの収集や道路の清掃などの、生活インフラの維持も管理センターで行われています。ゴミは24時間365日いつでも出すことができます。
通りに面していますが、背丈ほどの垣根があるのでプライベートも保たれます。
敷地の前面道路は雰囲気の良い石畳で、ヨーロッパの街並みを彷彿とさせるよう。道幅は6mほどあるので車の出し入れも容易にできそうです。
建物(南側)
三角屋根が印象的。レンガタイルの色合いが雰囲気よく、植栽や芝生のグリーンにもよく映えます。
少し角度を変えると、絵ハガキのような風景を切り取ることができました。
駐車スペースは、縦列で2台ほど停めることも可能。カーポートはありませんが、樹木のおかげで日陰になる時間もあるようです。
外観と調和した門扉。一部、塗装の剥がれなどありますがそのままご使用いただけます。
電気とガスのメーター機はこちらのボックスの中へ。こちらのスペースには、室内に続くドアもありました。
荷物の運搬、遊び場、テラスなど様々な用途で使えそうなスペースになっています。
建物(西側)
西側にあるのはサービスコート。室外機や給湯器などがありますが、囲いがあるので景観が保たれます。
サービスコート内の様子。
現状では、屋根を覆うシートが剥がれていますので、修繕する必要がありそうです。
左側の写真は、ユーティリティへつながるドアの様子。右の写真は、浴室の窓の様子。どちらも室内が見えづらくなっていました。
サービスコート入口には洗い場も設置されています。
桟橋付近
こちらの物件の魅力の一つが、庭先にある桟橋です。船をお持ちの方は、いつでもこちらから沖へ出る事ができます。
桟橋までの階段は、手すり部分などに経年劣化が見受けられます。塗装などのメンテナンスを行うことでまた気持ちよくご使用いただけそうです。
40ftまでのクルーザーやヨットなどを横付けすることができます。とても静かで、のんびりとした時間を過ごせる特別な場所。
こちらの石垣部分も広めなので安心。付近の芝部分も、定期的にメンテナンスされているので、いつもきれいな状態で保たれています。
運河の方に目を向けると、魚が気持ちよさそうに泳いでました。
建物(北側)
北側は目の前に遮るものがなく、開放的。暗さなども感じられません。
こちらには大きめの掃き出し窓がありますが、直射日光が当たらないので大きな劣化はありませんでした。モスグリーンと白のコントラストがかわいらしい。
赤煉瓦とレトロな外灯。明かりが灯るとまた雰囲気が良くなりそう。
良く手入れされた芝生。照り返し防止にもなるし、風景によく馴染みます。
建物(東側)
東側には煙突が設置されていました。また、程よいサイズ感の植木も並びます。
気候の良い時期には、木陰の下で読書を愉しむこともできそう。
暖炉部分のレンガは経年変化で色合いも変わっているようです。
パラボラアンテナが設置されていました。(動作未確認)
玄関周り
重厚感のある深いグリーン色が特徴の玄関。取手部分は経年劣化による、剥がれなどもありますが、そのままでも十分ご使用いただけます。玄関アプローチのレンガ部分は黒ずみなどがありました。
外灯は明かりが灯るとさらに趣きが感じられます。インターフォンはシンプルなタイプ。
屋根
屋根はモニエル瓦というヨーロッパ発祥の瓦が使用されていました。
間取り

玄関ホールから リビング → ダイニング → キッチン → 洗面室 → 浴室 → ランドリールーム → トイレ(1階) → 階段 → 洋室9帖(2階) → 洋室6.7帖(2階) → トイレ(2階) → 和室8畳(2階)の順に紹介いたします。
玄関ホール
玄関ドアは若干閉まりづらく、少し調整が必要なようです。玄関ホールはゆったりとした造りになっていました。
この住まいによく似合う、クルーザーの模型がお出迎え。
玄関タイルは経年による汚れなど見受けられましたが、普段の掃除で十分きれいになりそうです。
両サイドにはシューズクローゼットと、物置スペースがありました。
シューズクローゼットの最上部にブレーカーが設置されていますが、中段にあるスイッチを押すと一度で全ての電源が入るような仕様になっています。
玄関から続く廊下の様子。キッチンや洗面、トイレスペースへつながります。
写真左のドアはリビングへ繋がります。写真右は、玄関ホールにある収納スペースの様子です。
リビング

天井が高く、ゆったりとくつろげる雰囲気のリビングダイニング。
縦に長い造りですが、それぞれに家具が配置され、程よい棲み分けができています。

ソファーも室内にマッチしたデザイン。家屋内の家具やインテリアは全て無償でお譲りいただけます。
現状では、南側の窓面にテレビが設置されていますが、移動させることで採光を得ることもできそうです。東側には既製品のラックがありました。
花の形の照明器具。暖色の明かりが室内を雰囲気よく照らします。
埋め込み型の本格的な暖炉。吹き抜けの空間なので、温かい空気が2階まで届きそう。
暖炉周辺の家具や器具も調和がとれて心地よい空間になっています。
かわいらしい小物達。
こちらは木製のシーリングファン。機能性もあって便利にご使用いただけそうです。
ダイニング
ダイニングの雰囲気とよく合うテーブルセット。素晴らしい景色を眺めながらの食事は格別です。
こちらの窓から情緒溢れる風景が堪能できます。季節によって色んな景色が楽しめそう。
ダイニングのそばには置き型のエアコンが設置されていました。床は一部にキズが見受けられます。
こちらの網戸は破れていますが、張り替えることで気持ちよくご使用いただけそう。
キッチン

コの字型の使い勝手が良さそうなキッチン。カウンターも付いていて可愛らしい壁紙が温かみのある木材とマッチします。
キッチン内も程よい広さで使い勝手も良さそう。
キッチンの窓からの風景。料理を作りながらこの景色が見られるのは嬉しいですね。
コンロは海外製のものでバーベキューグリル付きのタイプ。
大型のレンジフードが真上にあるので煙が籠る心配もなさそうです。グリル部分は若干使用感がありました。
タイルは150mm角と大きめでかわいらしい印象がありました。マットな質感で汚れなどもなくきれい。
天板も多少の使用感はあるものの、大きな汚れやキズなどありませんでした。
シンク部分は多少の使用感や水垢などがあります。水栓の取手や赤い蛇口の部分がレトロで可愛らしい。
造作された収納部分は、全体的にカントリー風のデザインで温かみが感じられました。一部閉まりづらい場所があるので調整が必要になりそうです。
キッチンの照明はシーリングライト。天井にはスプリンクラーや火災報知器が設置されていました。
壁にはお風呂のリモコンやその他、防犯関連の操作パネルなどが集まっています。
火災やガス漏れ、侵入など24時間体制で管理されています。また、定期的にワッセナー内もパトロールされているので防犯面も安心です。
洗面室
続いて、キッチンから廊下へ出ます。こちらの廊下の先には、水回りに関する部屋が集約されていました。
洗面室はゆとりのあるサイズ。こちらも木の温もりを感じられるデザインになっています。
照明や壁紙、収納や建具に至るまで洗練されていました。
洗面部分も古さはありますが傷みなどはなく、丁寧に使用されていたようです。
洗面下の収納部分はキッチンと同じデザインになっていました。床部分は大きな傷みなどはなさそう。
浴室
洗面室と浴室の間はドアとガラス張りの窓が設置されています。洗面室と浴室が一体となって見える造りになっているので開放感があります。
浴室は白のタイルを基調としたデザイン。窓にはロールカーテンも設置されていました。
浴槽はアイボリー色でジャグジー付き。多少の使用感はありますが、大きな傷みなどはない様子。
丁寧に使用されていたようですが、水栓やスイッチ類に水垢などがありました。
壁のあしらいや鏡も可愛らしい。
水栓やシャワーは当時のままのようで、水垢などもあって多少使用感はありました。
可愛らしい小窓からお庭の景色を望むことができます。
入り口のドアを閉めても洗面側はガラス張の為、圧迫感がありません。
ランドリールーム
洗面室とは別にランドリールームがついているので使い勝手が良さそう。サービスコートへ出入りできるので、洗濯をしてすぐに外へ干すことも可能です。
空調もあるので、室内干しもオススメです。
スロップシンクは汚れ物を洗ったりと、何かと便利にご使用いただけます。
トイレ(1階)
トイレはTOTO製の旧式のタイプで四角の形が特徴的。
ウォシュレットなどの機能も付いていました。タオル掛けもご使用いただけます。
照明もロウソクをあしらった可愛らしいデザイン。上部照明はシンプルなシェードで青みのある照明でした。
水まわり部分のドアや床は、劣化が見られる箇所もありました。
階段
ヨーロッパの雰囲気が漂う周り階段。廊下も階段も広めの造りです。
クルクルと渦を巻いた手すりが目を惹きます。
2階ホールにある窓は開閉できるようになっているので、空気の通り道にもなります。
手すりのデザインやホワイトとブラウンのコントラストも心地よい。
洋室9帖(2階)
南側には9帖の洋室、北側には6.7帖の洋室がありました。
9帖の洋室は、白を基調としたシンプルな空間になっています。
窓からは気持ちの良い日差しが差し込み、庭や街並みを眺める事ができます。
壁面には、高さを変える事ができる棚が設置されていました。
空調や室内用の電話機も設置されています。

床は踏み心地の良い絨毯仕様。家具を置いたへこみ等の使用感はありますが、大きな傷みはない様子。
洋室6.7帖(2階)
6.7帖ある洋室はピンクの絨毯で優しい色合いの部屋になっています。
窓からは運河を臨むこともでき、癒しを感じます。
花模様のついた壁紙は控えめで落ち着いた雰囲気。
各部屋は隣同士にならないように考慮された造りになっています。階段を囲むように設計されているので騒音が気にならないよう配慮されています。
トイレ(2階)
葉っぱの模様が爽やかな2階のトイレ。屋根の勾配がありますが高さがあるので、圧迫感はありませんでした。
古いタイプのトイレですがウォシュレット機能もついています。
手洗い場もあり、使い勝手も良さそうです。
温かみを感じるシンプルな照明。天窓付きで屋根裏部屋のような雰囲気がありました。
和室8畳(2階)
こちらは畳仕様の和室空間。落ち着いた雰囲気で、ゲストルームとしてもご使用いただけそう。畳や壁紙などには傷みもなく丁寧に使用されていた様子が伺えます。
収納の上部は、屋根の勾配がある仕様になっていました。高さもあるので、便利にご使用いただけそう。
和室にマッチした雰囲気のあるタンス。窓からは隣家が見えました。
まとめ
ハウステンボス町「ワッセナー」に一歩踏み入ると、異国情緒溢れるオランダの古き良き街並みや空気が流れていました。
街全体を静かに流れる運河では時折白鳥に出会うこともあり、ゆったりとした優雅な暮らしを約束してくれます。
また「ワッセナー」のオーナー様は、警備のみならず各種優待券や有償での室内清掃サービス、食事のケータリングなど、充実したサービスをお受けいただけます。
別荘としてももちろん、様々なサービスが充実しているので定住地としてもおすすめしたい物件。
一度「ワッセナー」の空気を現地で味わってみませんか。
ワッセナーについて
ワッセナーの魅力や特徴、紹介動画や協定・ガイドラインなどに関して「ワッセナー公式サイト」で詳しく掲載されています。ワッセナーでの暮らしを知ることで益々身近に感じていただくことができそう。
ワッセナー公式サイト
◾️ワッセナーについて
◾️管理センターでできること
◾️暮らしのルール
◾️景観を維持するために
◾️協定とガイドライン
佐世保について
佐世保市独自のサイト「佐世保移住サポートサイト」では、佐世保市のことや移住支援制度に関して詳しく掲載されていますのでそちらも合わせてご覧ください。
佐世保移住サポートサイト
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◾️移住サポート
◾️様々な支援制度
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【敷地までの様子】
【建物周辺】
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