なだらかな山の斜面に住宅が建ち並ぶ日宇町。坂道や階段のある風景が日常にあって、どこか懐かしいような気持ちにさせてくれます。今回ご紹介する物件は、車では通行できない細い階段道の上にあります。物件までゆっくり歩いて登ると昔ながらの石垣や植栽など目を楽しませてくれるものがありました。夕日に映える高台の静かな土地のご紹介です。
目次
ルームツアー
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敷地までの道のり
物件までは2つのルートがあります。一つは階段道で、もう一つは少し遠回りになりますが軽トラックがギリギリ走行できるかできないかほどの道になります(バイクなどでは通行可能)。それぞれのルートを見てみましょう。
ピンクの矢印が階段道。黄色はもう一つのルートになります。物件付近には月極駐車場もあるので、空いていればそちらを借りることもできそうです。
1つ目のルート
前面道路は比較的車の往来も多い印象。また物件から400mほど先には日宇小学校があるので、朝夕は登下校をする子ども達の姿もあるようです。
まずは、ガードレール沿いの階段道を登っていきます。
入り口の広さは1.5mほど。近隣にお住まいの方々が長年利用されてきた道のようです。
小さな段差がかわいらしいこちらの道。毎日の上り下りが辛くならないような配慮が感じられます。
左端はスロープ状になっていて、右側が階段状になっています。
ブロック塀を覆うツタ。何気ない風景も絵になります。
途中からスロープの幅が広くなり、階段部分が狭くなります。登り切ったところにはスピーカーがありました。町内放送などよく聞こえそうです。
こちらの立派な石垣のところが、今回ご紹介する土地になります。石垣は一番高いところで1.6mほどの高さがありました。
2つ目のルート
続いて、少し遠回りになりますがもう一つのルートをご紹介します。
前面道路の様子。
こちらが2つ目のルートの入り口になります。写真では伝わりづらいですが、傾斜が強く、車で乗り入れる場合はグッとアクセルを踏み込んで力強く登っていきます。
軽トラや軽自動車であればなんとか走行できるほどの幅です。
見上げると立派な紅葉が鮮やかに色づいています。
登り切ったところの様子。頂上は開けていますが、こちらは第三者の所有地になっています。
通行用の道路として利用できるのは、こちらの部分になります。矢印のところには境界ピンがありました。
物件まで40mほど進みます。
ブロック塀が設置されているところが物件になります。
上空からの様子
土地はL字型になっていて、敷地内には段差があります。高台にある秘密基地みたいな場所で、なんだかワクワク!色んな用途で使用できそう。
上下水道配管図
上水道は北側の前面道路から引き込みがされています。下水道は前面道路までの配管はありますが、敷地内への引き込みはされていません。
北側
敷地前の道路の種類は2項道路になっていて、建築をされる場合はセットバックが必要になります。また上下水道管やガス管もこちらの道路内に配管されています。
水道管のようなものが石垣上に露出していました。また、石垣の上に塀が設置されています。
北側入り口付近には排水溝が設置されていました。雨水なども通路の地中にある配管を通って流れているようです。
敷地内の様子
敷地内へ続く階段。石垣と階段の雰囲気がすてき。
手すりなどは設置されていないので気をつけて登ります。
こちらが敷地内の様子になります。敷地面積は228.49㎡(69.11坪)と程よい広さ。
周囲はぐるりと塀に囲まれている状態。塀は所々破損もありました。
ブロック塀付近の様子。
雛壇状になっているので、隣地と高低差があります。現状では柵などが無いので気をつけたいところ。
東側
続いて東側の通路の様子。こちら側の通路も2項道路に指定されています。点々と家が立ち並んでいて、近隣の方もこちらの通路を利用されていました。
東側から見た様子。元々一段高い敷地のところにも家が建てられていたようです。
こちらもブロックが設置されていて、以前は門があったような跡がありました。
内側に階段が設置されていますが、劣化しているようです。敷地内の端の方には石などもありました。
ブロック塀と敷地内の段差は30cmほど。
北西方向も抜けています。住宅用地の他に愉しい活用法があるかも!
まとめ
今回ご紹介した物件はいかがだったでしょうか。高台のレトロな雰囲気のある土地で、夕日に染まる風景はどことなく懐かしさがありました。敷地まで車の乗り入れができない不便さはありますが、誰も知らない秘密基地を手に入れることができます。高台の静かな土地に、自分だけの遊び場を作りませんか。
360度ルームツアー
●下記の国土交通省ページにて、物件付近の「防災情報」や「周辺施設情報」「取引価格情報」「人口情報」などをご確認いただくことができます。