2021.08.31

人が集う場所「Sorriso riso(ソリッソリッソ)」

以前、Ohesojournalでご紹介した東彼杵町リノベーション倉庫Sorrisoriso」 。2年前の取材から様々な変化を遂げ、今、新たな姿を見せています。

時を経ても変わらないのは、「人々が集う場所」であるということ。色んな出会いによって、現在も新たな試みやイベントが始動中です。

今回は、そんな進化し続けるSorrisorisoのお店のことや魅力、携わる方々にスポットを当ててご紹介します。

Sorrisorisoの紹介動画です。(曲が流れます)

価値や魅力を作り出すSorrisoriso。

2015年のオープンから6年。Sorrisorisoには多くの人が集まり、その中からアイデアや企画が生まれ形になっています。先ずは、Sorrisoriso設立者である、一般社団法人「東彼杵ひとこともの公社」代表理事の森一峻さんにお話を伺いました。

一般社団法人「東彼杵ひとこともの公社」代表理事 森一峻さん。

森さんのインタビュー動画です。(曲が流れます)

───Sorrisorisoを立ち上げられた経緯を教えてください。

森さん:当時、東彼杵町は「通りすがりの町と言われていました。町には魅力的な人達が沢山いるのに、繋がるハブ的な場所がなかった。そこで、人と人とが繋がれる場所を作りたい、色んな方にこの町や人に会いたいと思ってもらえる場所を作りたいとの思いから立ち上げました。

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───Sorrisorisoの魅力を教えてください。

森さん:Sorrisorisoは魅力作り、価値作りができる場所だと思います。この町で起業したいと思う方が、ここで試してみて東彼杵町というエリアに派生する。そんな流れができていることが魅力の一つだと思います。

───Sorrisorisoはどんな場所ですか?

森さん:Sorrisorisoは“集めるのではなく集う”を大切にしています。私たちが全て作り出すのではなく、皆さんが集まった中にアイデアや企画が生まれ、皆さんで作り上げてもらう。そんな面白い場所になっていると思います。

───Sorrisorisoにはどんな仲間がいますか?

森さん:ワンピースじゃないですけど、キャラクターが勢ぞろいしています(笑)。1人はデザイナー、1人は未知の世界へ飛び込んだ店長、またSorrisorisoに魅力を感じてくれたメンバーそして立ち上げから一緒に活動してくれているメンバーなど。この個性豊かなメンバーがいるからこそ、今のSorrisorisoがあります。皆さんにはとても感謝しています

───プロジェクトを立ち上げる上で、大切にされている事はありますか?
Sorrisoriso立ち上げ当初から、大切にしていることの一つが「余白」です。最初から全てを作り込むのではなく、集う方に準備や制作過程から参加してもらうことで新たなアイディアや面白みが生まれる。創り上げる過程にも意義があり、魅力にもなっていると思います。

東彼杵町の人の魅力を知っているからこそ、集う場所を作りたい。そんな想いから始まったSorrisoriso。今では町の人にとっても町外の人にとってもなくてはならない場所になっています。

Tsubame Coffee (ツバメコーヒー)

2015年のSorrisorisoオープン当初からの人気店「Tsubame Coffee」。ふらっと立ち寄りたくなるような居心地の良い空間が広がります。店主の北川真由美さんはSorrisoriso立ち上げからのメンバー。この場所が様々な方の出会いのきっかけになっていることに喜びを感じるられているそうです。

Tsubame Coffee店長の北川真由美さん。

───Tsubame Coffeeはどんなお店ですか?

北川さん:豆から選んだこだわりのコーヒーはもちろん、東彼杵町がお茶の産地なので緑茶や抹茶を使ったメニューもあります。お店には年齢や職業問わず、色んな方に来ていただいて、出会いのきっかけにもなっています。

玉緑茶フラッペ

ソイラテ

東彼杵町名産のそのぎ茶を使った玉緑茶フラッペ。抹茶と違い、溶けにくいお茶を粉末にするために、地元の生産農家さんなどの協力を得ながら商品開発を進めていったそう。

東彼杵町の碾茶工場(株)Fortheesとの抹茶ラテも人気商品です。

巣帰りの習性があるツバメにちなんで名付けられたTsubame Coffee。地元の方やお客様、今は東彼杵町を離れている方など、またいつでもこの場所に帰って来てほしいという思いを込め、今日も美味しい一杯を作ります。

───今後どのようなお店になってほしいですか?

北川さん:ここでの出会いが人と人が繋がるきっかけにもなっているので、これからもそんな場所であり続けたいと思っています。また、ここにいる時間はゆっくり過ごせたり幸せな気持ちになっていただけるようなお店でありたいです。

東彼杵町の方は皆さん温かく、色んな方が力を貸してくださってここまでやってこれたと話す北川さん。これからも、地域になくてはならないお店の一つとなれるよう町内外の方との出会いを大切にしていきます。

Tsubame Coffee

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くじらの髭

東彼杵町のお茶をメインに取り扱う「くじらの髭」。お茶だけでなく、東彼杵町内外でこだわりを持って作られたものがセンスよく並びます。その一つ一つに込められた思いを丁寧にお話して、東彼杵町の魅力を伝えます。

くじらの髭店長 菅野谷亜弥香さん

───くじらの髭はどんなお店ですか? 

菅野谷さん:そのぎ茶をメインに取り扱っています。ただ商品を販売するだけでなく、お客様との対話の中で、そのぎ茶の農家さんや茶商さんのストーリーやコンセプトをお伝えすることを大切にしています。

そのぎ茶を生産する農家さんや茶商さんのお茶が、くじらの髭独自のパッケージで売り出されています。試飲ができない分、生産者さんの思いを丁寧に伝えることを大切にしているという菅野谷さん。そのぎ茶を飲みたいけど、急須がないというお客様には茶器もオススメします。

そのぎ茶だけでなく、東彼杵町で生産されているもち麦やお菓子、真珠なども販売されています。そのどれもが生産者さんが大切に育まれてきたもので、くじらの髭でも丁寧に並び、紹介されています。

今後は活版印刷の体験もできるようになるそう。また、お茶屋さんが使用する茶箱は見た目のかわいさはもちろん、調湿効果もあり実用的。オカシノフルカワさんブースは子ども達はもちろん、懐かしさもあって、大人の方にも大人気。

───今後どのようなお店になってほしいですか?

菅野谷さん:くじらの髭を通して、東彼杵町の魅力や生産者さんのストーリーが伝わって、また遊びに来たいな、住んでみたいなと思ってもらえるような場所にしていきたいと思います。

くじらの髭に行きたいと思って来てくださるお客様に出会えて嬉しいと話す菅野谷店長とスタッフの岡木さん。くじらの髭を通して、東彼杵の町や人の魅力を伝え、さらなる出会いの場になればと意気込みを語られました。

くじらの髭

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CHANOKO(チャノコ)

2021年3月1日にオープンしたCHANOKO。九州電力さんとの協業で、地域の活性化のために立ち上げられました。Sorrisoriso前にあるCHANOKO号という移動販売車でくじら焼きというおやきを販売しています。CHANOKOではどんな取り組みがされているのか、お話を伺いました。

CHANOKO店長の中村雅史さんと、広報・企画部長の池田晃三さん。

───CHANOKOはどのようなお店ですか?

中村さん:CHANOKOは、東彼杵町に新しい名物を作るいうコンセプトのもと立ち上がったブランドです。そのぎ茶にあうものを追求し、商品開発を進めてオープンに至りました。現在ではたい焼きに似た「くじら焼き」と「くじら最中」を販売しています。

くじら焼きは、大納言粒あん・白あん・ポテサラソースの他にも季節限定のあんもあって1年中お楽しみいただけます。

くじら最中は、最中生地にほうじ茶を混ぜて風味を楽しめる一品。最中には、そのぎ玉緑茶やティーバッグも付いているのでお土産にもピッタリです。

───運営される上で大切にされている事はありますか?

中村さん:Sorrisorisoを訪れたお客様だけでなく、近隣の方々も定期的に買いにきてくださるので、お一人お一人とのコミュニケーションを大切にしています。

池田さん:CHANOKO号は県内外問わず、これからも色んなところに出かけますので、そこでの出会いを大切にしていきたいと思います。

出発したばかりのCHANOKO号。それでも地域の方に親しまれ、皆さんのお腹も心も満たしています。今後もSorrisorisoの店先だけでなく色んなところをくじらのごとく回遊する予定です。

小玉デザイン制作室

Sorrisorisoの理事のお一人でもある小玉大介さん。Sorrisorisoではイベントのチラシ作成や、くじらの髭の商品撮影などを行われています。小玉さんのSorrisorisoへの想いをお聞きしました。

小玉デザイン制作室の小玉大介さん。

───Sorrisorisoの魅力を教えてください。

小玉さん:色んな人が集まる、交流が盛んな場所です。集まった人同士で意見交換なども行われているところに魅力を感じます。また、東彼杵町で新しい取り組みやお店を出そうとする方にとっても、チャレンジしやすい場所になっていると思います。

地元を離れ、様々な経験を積んだ小玉さん。もう一度地元で自分の経験や技術を活かしたいと思い5年前に会社を設立。写真やデザインを通して、彼杵の魅力を伝えます。

───Sorrisorisoに来られる方へメッセージをお願いします。

小玉さん:ここに来てゆっくり過ごしてもらうのも良いし、色んな方と交流したいと思っているので、気軽に話しかけてもらえれば嬉しいです。

Sorrisorisoの理事のお一人として外的、内的両方の視点でお店を見守る小玉さん。これからもデザインや写真を通してSorrisorisoの魅力、そして東彼杵町の魅力を伝えていきます。

小玉制作デザイン室

Instagram

歩み続けるSorrisoriso。

Sorrisoriso立ち上げから8年。豊かな自然や魅力的な人で溢れる東彼杵町をもっと沢山の方に知ってもらいたい、魅力的な人を繋げる場所を作りたいという思いから始まったこのプロジェクト。立ち上げ当初から様々な人達が出会い、少しずつ形を変えながら“繋がる場所”になっています。通りすがりの町から、行きつけの町へ。Sorrisorisoの旅はこれからも続きます。

Sorriso riso(ソリッソ リッソ)千綿米倉庫

〒859-3923 長崎県東彼杵郡東彼杵町瀬戸郷1303-1
TEL 0957-20-1883
10:00〜20:00(定休日/水曜日・第2火曜日)

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[撮影協力]

一般社団法人「東彼杵ひとこともの公社」代表理事 森一峻さん

Tsubame Coffee店長   北川真由美さん

くじらの髭店長      菅野谷亜弥香さん

くじらの髭スタッフ  岡木さん

CHANOKO店長    中村雅史さん

広報・企画部長         池田晃三さん

小玉デザイン制作室  小玉大介さん