長崎県川棚町小音琴郷にある築16年の中古住宅をご紹介します。
物件のある小音琴郷は川棚町の東側に位置し、住環境と自然のバランスが取れた落ち着いたエリアになっています。物件は高台にあって、ウッドデッキやバルコニーから遠くに広がる大村湾を一望できました。
室内は輸入住宅ならではのデザイン性の高さや素材へのこだわりがいっぱい詰まっています。開放的な吹き抜けや可愛らしいアイテムなども魅力の一つになっているようです。
南に面した明るい場所で休日に家族や友人とBBQをしたり、大村湾に沈む夕陽を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすのも良さそう。
海の見える高台の物件をお探し方にオススメの物件です。

目次
- 外観
- 内観
ルームツアー
下の画像をクリックして動画で全体像をご確認いただけます。(※再生すると音声が流れます)
高画質でのご視聴は“こちら”からご覧ください。
敷地までの道のり
物件までのルートを上空から見ていきましょう。黄色で示しているルートが物件までの道のりです。国道205号線の百津交差点から北側に進み、さらに右折して進んでいきます。道幅はそこまで広くないので、人や車に気を配りながらゆっくり進むと安心です。

川棚警察署を目印に波佐見町方面へ車を走らせます。
川棚警察署から60mほど進んだ先にある交差点を右に曲がります。物件までは緩やかなカーブや勾配がある道を進みますが、高台から見える景色を思い浮かべると自然と胸が高鳴ります。
物件前の道路の様子。さらに右側に進んでいくと、国道205号線に出ることができます。

そしてこちらが物件から見える海の様子!遮るものが何もないので、対岸の山々まで見通すことができます。夏の雲がなんともノスタルジック…。

振り返った先には、今回ご紹介する洋風な外観の可愛らしいお家。早く中を見たい気持ちをグッと抑えて、外周りから見ていきたいと思います。
ピンクの部分は今回の敷地、黄色の部分は里道になって、合わせると3mほどの幅がありました。残りの部分は第三者の所有地になっています。(※写真内の境界線は大まかなラインになります。)

上り口は傾斜になっているため、出入りの際は少し注意が必要です。

隣地よりもさらに高台に建っているため、開放感がある印象でした。
建物外観
海外を思わせるような可愛らしいつくりの建物。今にも甘いパンケーキの匂いが漂ってきそうです。
鎧木目の外壁は、お好みの色に塗り直すのも良さそう。

母屋と同じような雰囲気のガレージも付属しています。
夕暮れから夜景
さて、ここからは夕暮れから夜にかけての建物の様子をご紹介します。マジックアワーならではの幻想的な風景をご覧ください。

だんだんと日が落ちて、星々が少しずつ顔を出すころ。お家にもひとつ、またひとつと明かりが灯ります。

敷地から見える風景も、日中とはまた違った顔を見せてくれます。

季節や時間帯によって違った表情を楽しめるのも、この物件ならではの魅力。今日はどんな時間を過ごそうか…。帰宅するのが楽しみになりそうです。

まるでシルバニアファミリーのお家のよう。穏やかな雰囲気に包まれます。

やわらかな明かりが周囲を優しく照らしていました。

2階のバルコニーからは、夏に行われる“かわたな夏祭り”の花火が一望できるとのこと。特別なひとときを味わうことができます。
上空からの様子

敷地の大きさは62坪ほどで、水色の線で囲ったようなコの字の形状をしています。敷地の裏側には緑が広がっていました。

優しい色合いの外壁にホワイトの縁取り、カバードポーチに妻飾りと、輸入住宅特有のアイテムがふんだんに使われています。

すぐ近くに民家がありますが、一段高い場所に立っているため圧迫感も少なく見晴らしも良好でした。
屋根

屋根には、海外では一般的なアスファルトシングルが使用されています。軽量で耐久性に優れていますが、今後はメンテナンスなども必要になりそうです。
上水道配管図

上水道は黄色の線のように敷地まで引き込まれています。下水道は未整備のエリアのため、敷地内に浄化槽が設置されていました。
ウッドデッキ周辺

玄関まではこちらのアプローチを通って行きます。
ウッドデッキの前にはコンパクトな花壇がありました。ちょうど良い大きさなので、ガーデニングにもぴったりです。
近くには、アンティークな鳥のデザインの屋外水栓も設置されていました。
ウッドデッキには物干し金物も設置されているので、洗濯物もよく乾きそう。ロッキングチェアなどを置いて、ゆっくりとした時間を過ごすのも良さそうです。
デッキの端の方は木材が少し傷んでいる様子でした。

こちらは夏に撮影したウッドデッキからの眺め。抜けるような青空が、とても清々しい印象です。
南側
南側通路の様子。廊下からの勝手口も設置されています。
通路幅は75cmほどで、隣との高低差もありますが柵が設置されているので安心です。通路を抜けた先にはガレージがありました。
西側

西側の通路の様子。坂を登った先にガレージがあります。
ピンクで囲っている部分が敷地で、残りの部分は第三者の私有地になっています。草が生えている部分は、1.3mほどの幅がありました。
隣地との高低差は1.8mほどで、その上にブロックが2段と60cmほどのフェンスが設置されています。

ガレージの前には幅・奥行き共に4mほどのスペースもあるので、自転車やバイクなどを停めることもできそうです。

建物と同じ外観で揃えられたガレージ。早速中を見ていきましょう。
ガレージ
全体的に木材と石膏ボードで仕上げられたガレージ。2.7m×2.7mほどの広さがあり、作業するのにちょうど良いサイズ感でした。(※写真は広角撮影のため、空間が実際より広めに感じられることがあります。)
お好みに合わせて壁紙やコルクボードなどを貼ることで、より素敵な雰囲気を楽しめそうです。
鉄骨にはウインチが取り付けられるようになっているので、バイクのメンテナンスなどにもご活用いただけそう。壁にはところどころシミのようなものが見られました。

ガレージの奥には棚も据え付けられていて、一番下の段はテーブルとしてもご使用いただけるようになっています。

こちらの腰掛けは折りたたみ式になっているので、使用しない時は壁に収納することでガレージを広く使うことができます。

照明も付いているので、夜の作業などもバッチリです。有孔ボードなどを設置して、釣りやバイクなどのアイテムを壁に飾るのも良さそうです。
北側
こちらは北側の様子。エアコンの室外機やエコキュート(2024年製)が設置されていました。
裏の土地は第三者の所有地になっていますが、建物側は定期的に草刈りをされているようでした。
外壁は一部黒ずみなども見られるので、清掃などを行われるとスッキリした印象になりそうです。
東側

東側から見た建物の様子。ホワイトでまとめられた窓枠や妻飾りが目を惹きます。
こちら側にはキッチンからの勝手口も設置されています。

建物横には横幅2.7m、奥行き4.2mほどの、車一台が駐車できるスペースがありました。浄化槽もこちらに設置されています。
玄関周辺

玄関横のカバードポーチは、海外のような雰囲気をより一層演出します。オレンジのアプローチタイルも可愛らしい。

軒樋には黒ずみがありましたが、清掃を行うことでパッと明るい印象になりそうです。

木製の玄関ドアはステンドグラスの飾り窓が良いアクセントになっています。ドア本体や枠には、全体的に剥がれなどの傷みが見られました。
こちらには、インターホンや傘掛けも設置されています。
間取り
続いて室内の様子を見て行きましょう。洋室3部屋、和室1部屋の4LDKの間取りで、部屋数もゆとりのあるつくりとなっています。そしてなんといっても大きな吹き抜けが印象的。高い窓からも光がたっぷり差し込むので明るい室内となっていました。建物は築16年ほど経過していますが、全体的にとても丁寧に住まわれていた様子が伺えます。お引き渡しの前にハウスクリーニングも行われますので、気持ちよく新生活を始めていただけそうです。

玄関ホールから シューズクローク → リビング → キッチン → 洗面、脱衣室 → 浴室 → トイレ(1階) → 和室6畳 → 階段、吹き抜け → トイレ(2階) → 洋室6.1帖(2階) → 洋室6.1帖(2階) → 洋室5.1帖②(2階)の順にご紹介いたします。
玄関ホール
玄関を開けると、どこかホッとするような穏やかな雰囲気が漂っています。入ってすぐ左側にはシューズクロークがありました。
床板には温かみのある色合いの無垢材が使われています。室内はホワイトを基調にまとめられていました。
優しい色合いでまとめられた玄関ホール。(広角で撮影しています)

壁にはちょっとしたウォールシェルフも設置されています。撮影時にはクリスマスの小物たちが出迎えてくれました。
シューズクローク
玄関土間と廊下の両側から出入りができるのは嬉しいポイント。
奥行き30cmほどの棚板が壁一面に設けられているので、収納力もバッチリです。

明かり取りの窓や照明も付いていて、明るい空間となっていました。
リビング
開放感あふれる吹き抜けに、思わず天井を見上げてしまいます。奥に見えるのは2階へつながる階段です。(※写真は広角撮影のため、空間が実際より広めに感じられることがあります。)

まるで雑誌の切り抜きのよう。ホワイトで統一された空間に、こげ茶の化粧梁が良いアクセントになっています。

大きな窓も設けられているので、遠くに広がる景色を眺めながら日々の暮らしを楽しめそうです。
柔らかな色合いでまとめられた室内は、安らぎを与えてくれます。

ご飯の後はリビングでゆっくりと団欒。窓から見える景色を前に自然と会話も弾みます。
キッチン前にはカウンタースペースも設けられています。
床にはところどころ傷や汚れも見られました。
洋風の格子窓の脇には、おしゃれなカーテンホルダーも設置されています。
こちらは夏に撮影した窓からの風景。海の向こうには大きな入道雲が浮かんでいます。

冬のお昼頃には、窓からやわらかな木漏れ日が差し込んでいました。
レンガの飾りや、お花のようなペンダントライトなど…。お部屋の随所に可愛らしいアイテムが散りばめられています。
キッチン
キッチンもホワイトで統一されていて、とても明るい印象。備え付けの食器棚やパントリーも設けられています。

食器棚と一体のカウンターもあるので、便利にご使用いただけます。

キッチンからの眺め。素敵な景色を眺めながらキッチンに立てるのは嬉しいですね。

流し台の天板には、白のモザイクタイルが施されていてとってもキュート。
スタイリッシュな水栓も水垢などは無い状態でした。陶器製の洗い場は、2箇所に分かれているので何かと便利。
コンロ周りや作業台のタイルも、比較的きれいな状態で保たれています。
換気扇も油汚れなどは無く、とても丁寧に使われている様子でした。
コンロやグリルもお手入れが行き届いていました。

流し台の下にはカントリー風の収納が作り付けられていて、その一部に食洗機も設置されていました。
洗面、脱衣室
リビングに隣接する引き戸からは洗面脱衣室に行くことができます。
こちらもホワイトで統一された可愛らしい空間になっていて、毎日の身支度も楽しくなりそう。洗面台の横には収納も設けられていました。
木製の枠で仕上げられた鏡の横には棚が設置されているので、普段使うものやフェイスタオルなどを置いておくのも良さそう。
モザイクタイルがあしらわれた洗面台の下にも収納があります。
陶器製の洗面ボウルもナチュラルで可愛らしい。蛇口のデザインもお揃いです。

鏡の上にはアンティーク調の照明も設置されていました。
浴室
ホワイトとミントグリーンを基調とした浴室は、とても爽やかな印象。

広々とした浴槽なので、ゆったりとしたバスタイムをお過ごしいただけそうです。
シャワーやカウンターにも水垢などは少なく、きれいな状態でした。
窓や換気乾燥暖房機も付いているので、空気の入れ替えもしやすそうです。
特徴的な模様のアクセントパネル。壁には一部、色移りの跡がありました。
トイレ(1階)
LDKを出て正面には和室、右側にはトイレへと続く扉があります。

チューリップのステンドグラスにゴールドのドアノブ。扉一枚にもこだわりが詰め込まれています。
トイレはINAX製でとても清潔感がありました。

手洗い場も設けられていて、手洗いボウルとタオル掛けには同じデザインの陶器が使われています。
ペーパーホルダーもお揃い。温水洗浄機能付きのシャワートイレになっています。

壁紙にはさりげないお花の模様があしらわれています。
小窓や換気扇も設置されているので、快適にお使いいただけそう。
廊下とトイレ間に見切りがなく、すっきりとしたデザインになっています。
和室6畳
こちらの可愛らしい扉を開けると、ジャパニーズスタイルのお部屋が広がります。
大きな窓からは優しい光が差し込んでいました。畳ってやっぱり落ち着きますよね。
こちらの小さな窓の向こうにはガレージの外壁が見えます。1帖ほどの押入れには、可愛らしい模様の襖が使われていました。

こちらの窓からも遠くに海を望むことができます。
壁や畳には、一部クロスの剥がれやシミのようなものが見られました。
照明やカーテンレールも設置されています。

こちらのパナソニックのエアコンは2013年製でした。
階段、吹き抜け
それではLDKに戻って、2階へと進んでいきましょう。LDK階段なので自然と家族のコミュニケーションが深まります。
階段や手すりにも温かみのある木材が使われていました。
2階廊下は吹き抜けに面していて、空間に広がりを感じられます。階段を上った先には窓も設置されているので、明るさと風通しの良さを感じることができました。
窓から見える裏山の景色はまるで絵画のよう。壁の一部にはペンで書いた跡などがありました。
階段から見たリビングの様子。どこにいても家族の気配を感じることができます。

吹き抜け部分には、窓やお洒落なシーリングファンが設けられています。

こちらは夏に撮影したシーリングファン越しの風景。季節ごとに違う表情を見せてくれます。
トイレ(2階)
階段を上ってすぐ右には2階のトイレがありました。
1階と同じINAX製のトイレ。こちらも清潔感のある状態でした。
お揃いのデザインの手洗いボウルとタオル掛け。

小窓もついているので、心地よくお使いいただけそうです。
洋室6.1帖(2階)

ふんわりとして可憐な雰囲気のこちらのお部屋。6.1帖と一番広い洋室になっているので、主寝室としてご使用いただいても良さそうです。(広角で撮影しています)
2面に窓が設けられているので、とても明るい室内になっていました。
こちらの小窓からはリビングを見下ろすことができます。

収納量もたっぷり。折戸のデザインもクラシカルでとても素敵です。
随所にあしらわれた可愛らしいパーツの数々が、絵本の世界に迷い込んだような気分にさせてくれます。

大きな窓からは、穏やかな表情の大村湾を望むことができました。

夏には青空と白い入道雲、豊かな緑が織りなすコントラストを楽しむことができます。
コンパクトなバルコニーもあるので、天気の良い日にはお布団なども干しても良さそう。
洋室5.1帖①(2階)
階段を登って左側には5.1帖の洋室が2部屋あります。

まずは、バラの模様のステンドグラスが目印の手前のお部屋からご紹介。

こちらのお部屋も2面に窓が設けられていて、明るい室内となっていました。

廊下側にはコンパクトなワークスペースと収納が設けられています。

こちらのお部屋からも、遠くに広がる空と海を望むことができます。夏のハキハキとした風景も素敵ですが、冬の風景も穏やかで心が安らぎます。
壁には一部ペンで書いた跡がありました。
洋室5.1帖②(2階)

こちらの洋室にも可愛らしいステンドグラスが施されています。

ちょうど良い広さの洋室には、暖かな光が差し込んでいました。
こちらのお部屋にも収納とデスクが設けられています。
机の上にコンセントも設置されているので、パソコンやタブレッドでの作業も捗ります。
床には多少スレや傷なども見られましたが、丁寧に使われている様子が伺えました。

窓から見える風景が、なんとも絵になります。

きらめく海に想いを巡らせながら静かに過ごす時間も、日常に心地よい余白を与えてくれそうです。
2つの洋室から見える夏の風景をまとめてご紹介。みなさんは夏の風景と冬の風景、どちらがお好きですか?
まとめ

今回ご紹介した物件はいかがでしたでしょうか。
どのお部屋からも大村湾を一望できる、ロケーションの良さが特徴の物件でした。建物は、開放感のある吹き抜けを取り入れながらもしっかりと部屋数が確保されているので、家族それぞれの時間を大切にできるバランスの取れた間取りとなっています。室内も全体的に丁寧に使用されているため、築浅ならではの安心感とともに、すぐにお住まいいただけるのも魅力のひとつです。何にも遮られない高台のこの場所で、海を身近に感じながら心地よい暮らしを送ってみませんか?
川棚町で海の見える中古住宅をお探しの方は、ぜひ一度ご検討ください。
【文章/itsuki】
360度ルームツアー
【外観】
【内観】
●下記の国土交通省ページにて、物件付近の「防災情報」や「周辺施設情報」「取引価格情報」「人口情報」などをご確認いただくことができます。

































































































































































































