波佐見町｜金山地区中古住宅。
こちらは成約済みとなりました。最新情報は、電話（0120-58-3986）またはメールにてお問い合わせください。ohesojournalでは物件アーカイブとして掲載しています。
金が発掘されていた「波佐見町金山地区」
波佐見町の湯無田郷にある「金山地区」。この地域は、明治時代に金鉱脈が発見され、金や銀が採掘されていたそうです。最盛期には千人もの従業者が採掘作業に努められ、付近には「迎賓館」などの洋館が建ち並んでいたそうです。当時は賑わいをみせた通りも、時代の流れとともに落ち着きある通りへと変化しています。
今回はそんな「金」に所縁のある内海地区の中古住宅を紹介します。
▲波佐見焼きで有名な白山陶器。その本社のすぐそばにある三叉路を、中尾郷方面へ車で1分程進んだ辺りに今回紹介する物件があります。
▲建物は築25年とまだまだ健在。総2階建（2階建ての建物で、2階の面積が1階とほとんど等しいもの。）の造りになっています。北側部分の外壁には日差しが当たり難い為、コケや汚れが若干目立ちますが、他の面の外壁はきれいに保たれていました。塗装などを行えば十分建物を長持ちさせることができそうです。壁材にはサイディングが使用されている為防火対策も万全です。
▲玄関を入ると、中央には二階へと続く階段が設けられ、左右にはキッチンや和室などの部屋が配置されています。右奥の北側スペースにはトイレやお風呂などの水廻り設備があります。玄関内もゆとりある広さですので、ファミリーの方にもおすすめです。
先ずはLDKスペースから見ていきましょう。北東側にあるLDKスペースは北側・東側に開口部があり、両面から採光を取り入れることができそうです。北側には光を遮るような建物は建っていないので、昼間は照明をつけなくても十分明るさが得られます。
キッチンには3口のビルトインコンロが設置されています。グリルもあるので、焼き魚などのお料理の際は重宝しそう。多少汚れが目立つので、気になられる方は取り替えをおすすめします。
▲7.5帖のLDKスペース。床にはキズなどが多少ありますが、築年数の割には少ない方かと思われます。
▲グリル以外のシンクやタイル部分は比較的綺麗に保たれていました。
▲キッチンから和室へ続く廊下スペース。
▲12帖ある和室は広々と開放感があり、多目的に使用いただけそうです。南側には住宅が建ち、若干光量の少なさを感じましたが、東側からの採光があるので、さほど気にならない程度でした。
▲収納スペースも大容量。様々なタイプの物をしまえそうです。
▲水廻りは古いタイプの設備が設置されています。この地域は下水道未整備地域になりますので、トイレなどは簡易水洗の様式になります。
▲2階へと続く階段は、明かり取り窓からのやわらかな光が、爽やかな印象を与えてくれます。回り階段になっているので、最上段からの高さが抑えられ、安心して上り下りができます。
▲2階へ上がると、階段から吹き抜けへの空間が広がります。吹き抜け部分にはモダンな照明が用いられ、夜の玄関空間を素敵にライトアップしてくれそうです。
将来を見据えた、間取り設計。
2階には洋室（9帖）と和室（12帖）の2部屋があります。和室部分は12帖と比較的広く設けられているので、家族構成の変化により部屋数が必要になった際には、部屋を仕切り2部屋に変更することができます。子ども部屋としても使用できる、将来を見据えた間取りです。
▲洋室部分。こちらも2面の開口部があり、やわらかな光と爽やかな風が入り込みます。クローゼットと押入れもあり、収納力抜群の造りです。
▲こちらの和室スペースも12帖あるので、様々な使用法がありそうです。
壁紙の傷みや床のキズなどの軽微な経年劣化は、中古住宅にはつき物です。今回の物件も多少の痛みや劣化があります。
▲壁紙の硬化によるひび割れのようです。
▲左写真では、うち雨の放置によるシミが発生ししています。右写真は階段部分のキズが目立っていました。
このように中古住宅ならではの多少の痛みはありますが、リフォームなどにより綺麗に補修することができそうです。
▲物件のすぐ隣には別途売地があるので、駐車場として追加購入も可能です。
波佐見金山跡について：http://www.town.hasami.lg.jp/yakuba/wavehall/tizu/naiyou7b-16.htm
