波佐見町｜中尾郷にあるコンパクトな平屋建て

駐車場はコンパクトサイズ。入り口の幅が2.4m×奥行き5mほどなので、軽自動車かコンパクトカーがオススメです。

駐車場入り口は勾配がついているので、切り返しが必要になりそうです。

こちらにはガス給湯器があって、プロパンガスも設置できるようになっています。

外水栓や汲み取り口もありました。

倉庫

駐車スペースの奥は物置小屋になっています。

棚も設置されていますが、劣化している箇所もありました。

所々傷みもあるようですので、DIYするのも良さそうですね。

建物（西側）

こちら側から玄関へ進みます。軒天や外壁にも経年劣化が見られます。

懐かしさが感じられる照明やインターフォン。

玄関の方へ進むと洗濯物を干せるほどの広さがありました。

床下の換気口には網戸が設置してあるので、害虫や害獣などの侵入も防ぐことができそうです。雨水はそのまま玄関前へ流れるようになっています。

敷地内からの眺めは風情があって、中尾郷の景色を高い位置から楽しむことができます。

こちらの白い壁の部分は増築されているようです。軒天は剥がれている箇所があり、壁には黒ずみなどもありました。

前面道路まで約3mほどの高さがありますが、フェンスもしっかり設置してあるので、安心いただけます。

建物（南側）

南側は狭く、大人1人分が通られるほどの広さでした。

こちら側には、フェンスや柵などは設置されていないので、注意が必要です。

隣地までの高さも約1mほどありました。

こちらの軒天部分には、白アリによる食害のような跡がありました。ご購入の際は、調査や防蟻工事をオススメします。

奥に進むと室外機や予備の瓦などもありました。

建物（東側）

東側は建物のすぐそばに擁壁があって若干薄暗い印象がありました。草や苔なども生えている状況です。

擁壁の高さは3mほどありました。

奥は石垣ギリギリまで建物が建っている状態です。

間取り

間取りはコンパクトな3K。水まわりが一箇所にまとまっているので使い勝手も良さそうです。

玄関

玄関は、格子状のサッシ仕様。開けるとすぐに廊下が広がります。

小さめの靴箱も設置されていました。

玄関サッシの上部もガラス張りになっているので、明るく感じられます。木部にはキズなどもありました。

ブレーカーは、玄関に設置されています。壁面にはフック類がそのままの状態で残されていました。

廊下

廊下を挟んで右側が和室スペース、左側が水まわりスペースになります。

和室部分は少し段差がありますので、登り降りは気をつけたいところ。

トイレ

トイレは古めのタイプで、簡易水栓仕様になっています。

手すりや手洗いボールなども設置されていました。

洗面・浴室

脱衣室は洗面台と洗濯機がピッタリと収まっています。浴室は、サーモンピンクのタイル張りになっていました。

洗面台は使用感がある状態でした。

浴室はタイル張りなので、冬場は少し寒く感じられそう。

浴槽とシャワーの水栓は同じタイプのよう。どちらも水垢などがありました。

全体的に使用感はありますが、大きな傷みなどはありませんでした。

キッチン

台所は奥まっている印象。窓はありますが、擁壁に接しているので薄暗く感じられます。

キッチンは古いタイプのもので、使用感はありますが、そのままお使いいただくこともできます。

ガス小型湯沸かし器が設置されていました。シンクも劣化が見られます。

コンロもカバーが施され、丁寧に使用されていたようです。

多少の使用感はありますが、換気扇・ガスコンロともにそのままご使用いただけそう。

収納部分も汚れや傷みなどがあります。

窓の前には収納棚もありました。

こちらの柱にはコンセントが複数設置されています。

天井が低く、食器棚と天井の隙間がわずかに空いている様子がわかります。壁面にも汚れの後などがありました。

洋室6帖

6帖の洋室も奥行きのある造りになっています。

一部カーペット敷きになっています。踏み込むと床がブワブワとたわんでいました。

掃き出し窓もあって明かりは入り込みそうです。

南側にも窓がありますが、現状では、ガードがあって開けられないようになっていました。

旧式の置き型エアコンが設置されています（動作確認不明）。また、南側の窓の横には換気扇もありました。

天井や床は全体的にたわみもあって、劣化が進んでいるようです。

和室4畳

4畳の部屋は全方向に開口部があって、明るい印象でした。

襖を取り外して、隣の6畳と繋げることで、広くご使用いただけそうです。

和室部分は天井も高く、梁などもあって雰囲気の良さが感じられました。

縁側との間にはガラス戸に板が取り付けられた引き戸もが設置されています。畳の上にゴザも補修された跡がありました。

隣の6畳とは襖で仕切られているのみですので、簡単に取り外すことができます。

和室6畳

天井も高く、開放的な6畳の空間。

縁側部分には窓も多く、和室まで光が差し込んでいました。

こちらの畳にも、ゴザが敷いてあり鋲でしっかりと止められています。

飾り棚付きの収納部分と押し入れの様子。襖には劣化がありました。

エアコンが設置されていますが、動作確認はできていません。

縁側

こちらは、増築部分のようで、縁側を拡張されているよう。

大きめの窓が設置されていて、外の景色を楽しむことができるようになっています。

縁側からの景色。きれいな青空や、中尾山の町並みが楽しめます。

縁側の一番奥には、比較的新めの収納棚がありました。

縁側には、雨の振り込みによると思われる、板張りのたわみなどがありました。

まとめ

今回の物件はいかがだったでしょうか。「陶芸の郷」として、地域全体が趣きある町並みを残す中尾郷。その雰囲気に溶け込むコンパクトな平屋建て住宅のご紹介でした。経年劣化による傷みが多いものの、費用を抑えてリフォームなどできるのは、嬉しいポイントです。ノスタルジックな雰囲気漂うこの中尾郷に一度足を運んでみませんか。
 

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