佐賀県嬉野市|田園風景の中に佇む和風住宅

2025.01.06

売買 佐賀県嬉野町下野
[売家]価格150万円

 

こちらの物件は現在、検討中の方が3名いらっしゃいますので、順次ご案内させていただきます。最新情報は、電話(0956-56-8866)またはお問合せフォームにてお問い合わせください。ohesojournalでは物件アーカイブとして掲載しています。

 
佐賀県嬉野市大字下野にある和風の中古住宅をご紹介いたします。
山や田んぼに囲まれた自然豊かな地域にあり、のどかな田舎暮らしを楽しみたい方にぴったりの環境が広がります。
物件から車で10分ほどの距離に、スーパーや嬉野温泉施設があって、日々の生活にも便利です。
建物は築年数が経過していますが、リフォームや修繕などを行なった跡も見られ、大切に住まわれてきた様子がうかがえました。住宅としてはもちろんですが、周辺の自然豊かで長閑な環境を考えると、古民家カフェや民泊など人の集まる場所としての活用も良さそう!多様な可能性を秘めた物件です。

 

目次

 

ルームツアー

下の画像をクリックして動画で全体像をご確認いただけます。(※再生すると音声が流れます)
高画質でのご視聴はこちらからご覧ください。

 

前面道路の様子

物件へ入り込む道までの道路幅は約6.3m。抜けるような青空が印象的で、車通りも少なく静かな印象です。

こちらの道を入り込んで更に左に進みます。こちらの道は嬉野市道で道幅は約3.0m。でこぼこしている状態で、舗装部分が細くなっている箇所もありました。

背景には裏山がそびえ、自然の中にポツンと佇む古家の様子が絵になります。
 

上空からの様子

自然の中にひっそりと佇むこちらの古民家住宅。裏手には山、目の前は田んぼという田舎ならではのロケーションが広がります。今回は、家が建っている両隣の農地も付属します。使い方次第でさまざまな可能性が広がりそう!どんな楽しいことができるかワクワク想像しながらご覧ください。

全体の敷地は約400坪で、宅地部分は約140坪ほどになります。民泊や古民家カフェとして活用するのはもちろん、広々とした敷地を活かしてドッグカフェを開くのも良さそう!片方の畑スペースを来客者の駐車スペースとして活用もできそうです。

真上から見た様子。敷地はピンクのエリアで宅地の両隣に農地がある状態。水色の道は嬉野市道になります。赤い部分は里道です。(現在、2項道路に申請中ですが、申請が通らない場合もあります。)

のどかな田園風景が広がるロケーション。山の深い緑と田畑の鮮やかな緑のグラデーションが、澄み渡る青空によく映えます。
 

上水道配管図

上水道は全面道路から配管されています。下水道は未整備区域です。
 

屋根

屋根はセメント瓦で、全体的に劣化が見られます。そのため、塗装などのメンテナンスが今後必要になりそうです。
 

畑(北側)

まずは北側の畑部分から見ていきます。

畑の広さは約100坪ほどあり、現在は耕作されていない状態です。

道側に向かって若干傾斜がついています。

敷地の端には水路があり、裏手には竹が生い茂っていました。
 

畑(南側)

続いて南側の道路側からの様子。道幅は、一番狭いところで2.6mほどでした。

南側の農地は約95坪。傾斜もなく、比較的フラットな状態です。

正面は視界が抜けていて気持ちが良い。

背の高い木々や植栽も植えられています。

キンカンと白いサザンカの花がかわいらしい。
 

宅地入り口周辺

続いて宅地部分に入っていきます。南側から暖かな日差しが差し込んでいました。

入り口の幅は約5.8mほど。玄関前にもゆとりがあるので、奥の方まで駐車することも可能です。

畑側を拡張すれば、さらに駐車スペースを広くすることできます。
 

建物外観

築年数を重ねたレトロな外観。外壁を張り替えたり、塗装を行うことでまた違った雰囲気にもなりそうです。
 

納屋

車庫や物置として利用できそうな納屋。

納屋の裏側は劣化していますが、塗装や補修すればまだまだ活用できるかも。

納屋の西側は、竹林に隣接している状態です。

車庫部分の横幅は約2.7mほどあるので、軽自動車やトラクターなど十分停めることができそうです。

車庫の隣のスペースは棚などもあって物置として利用できます。
 

物置

下屋を利用した物置スペース。

西側の竹の影響により劣化が進み、内部も傷んでいる状態です。

床部分の腐食も見られます。

 

東側

東側から見た様子。大きな木が印象的です。

宅地との間には、かわいらしい小道もありました。

物件はプロパンガス仕様。
 

北側

北側は日陰になっている印象。

窓枠や軒天部分も傷みが見られます。

井戸の跡のようなものがありました。今は使われていない様子。
 

土間

土間部分の様子。屋根も壁のトタンも傷みが目立ちます。

今は使われていませんが、以前は薪ボイラーでお風呂を沸かされていたようです。

天井はススで黒ずんでいて、劣化も進んでいます。
 

玄関周辺

軒先などは雨の影響なのか、塗装の剥がれなども見受けられます。

外には汲み取り式の和式トイレが設置されていました。

玄関からは美しい山並みの風景を望むことができ、奥には連なる山々が広がっています。東側には唐泉山とうせんざんという山があり、そこから毎朝、美しい朝日を眺めることができるそうです。
 

間取り

続いて建物内をご紹介します。建物は経年劣化による傷みや若干の傾きなどありますが、リフォームや補修をしながら丁寧に住まわれていた跡がありました。一部屋ごとに区切られた造りになっていますが、仕切りを無くして開放的にするのも良さそう。天井や床、壁紙などを貼り替えることでまた違った印象になりそうです。

玄関ホール → 和室6畳二間 → 縁側 → 居間4.5帖 → 洋室6帖 → 台所 → 脱衣室、浴室 → 洗面室、トイレ → 和室6畳 → 階段 → 和室6畳(2階) → 廊下 → 洋室6畳(2階) の順にご紹介いたします。
 

玄関ホール

レトロなガラスが印象的な玄関ドア。玄関内はコンパクトなサイズ感になっています。

玄関から一段上がったところには、座敷スペースがあります。

黒色の天井は古民家風で趣きがありました。床はキズが目立ち、一部には何かを剥がしたような跡もありました。

コンパクトな下駄箱。
 

和室6畳二間

南向きで明るい座敷。広々としていて開放感があります。

畳には傾きが見られるものの、足で踏みしめてもブワブワとした感触はありません。

こちらの和室から各部屋に行くことができます。

鮮やかな朱色の天井部分。高さもあってかっこいい。

仏間は格式高い造り。畳は一部シミや日焼け、全体的にスレなどはありますが、比較的にきれいに保たれています。

こちらの畳は以前物が置かれていたようで、日焼けの跡がありました。

 

縁側

明るく爽やかな印象の縁側。

床には全体的に傷がついています。

天井は一部白色になっていて、補修の跡がありました。
 

居間4.5帖

コンパクトでかわいらしい居間スペース。斜め天井が印象的です。懐かしのブラウン管テレビもセットで付いてきます。

屋根の勾配に合わせて貼られたベニヤは、網代風でおしゃれな雰囲気。隙間風も防いでくれそうです。さらに、黒い梁が渋さを一層引き立てています。

掘りごたつ仕様になっている部分。火鉢のような造りで歴史を感じます。

こちらは以前雨漏りがあった影響でシミなどがあったようですが、現在は雨漏り箇所が塞がれていて雨漏りはないとのことです。
 

洋室6帖

こちらは石膏ボードが張られたままの部屋。

剥き出しの梁が趣があり印象的。

壁には、一部汚れなどもありました。

窓を開けると裏山を見ることができます。

 

台所

フローリング仕様のキッチンスペース。

洗濯室や玄関へと繋がっています。壁紙にはくすみなどありました。

花柄シールがかわいらしいキッチン。

シンクは使用感はありますが、比較的にキレイに保たれています。

レンジや収納部分も多少使用感はあります。

古いキッチンですが、丁寧に使用されていた様子がうかがえます。
 

脱衣室、浴室

脱衣室の様子。洗濯用水栓も設置されています。

鮮やかなタイルが印象的な浴室。コンパクトなステンレス浴槽がかわいらしい。

昔ながらのタイル張りですが、丁寧に使用されており、比較的きれいに保たれています。換気扇は設置されておらず、代わりに壁に換気口がある状態でした。
 

洗面室、トイレ

続いて洗面室周辺です。コンパクトでシンプルな洗面台が設置されていました。

使用感などがある状態。

トイレは簡易水洗式の汲み取りタイプ。こちらも丁寧に使用されているようです。
 

和室6畳

こちらは増築されている部屋になります。南向きで明るく、居間や寝室にも良さそうです。

レースを開けると東側の清々しい景色を眺められます。

もう一つの窓からも良い景色が眺められます。大きめのクローゼットも設置されていました。

壁紙の劣化などがあるところは、上から補修された跡がありました。

畳にも黒ずみがありました。

コンパクトながら、日当たりが良く気持ちの良さそうな縁側です。

縁側の窓からの様子。こちらからも気持ちの良い朝日が望めそうです。
 

階段

階段は狭く、急な印象を受けます。
 

和室6畳(2階)

レトロな雰囲気が漂う和室空間。中央にあるレコードプレイヤーも付属します。

コンパクトな収納スペース。

上部にも収納がありました。

天井にはシミのような跡がありますが、一部補修された形跡も見られます。
 

廊下

廊下の奥の扉は以前トイレがあった様子。

いまは物置として使われているようです。

2階からの眺めも美しい!
 

洋室6畳(2階)

床の擦れや傷なども多い洋室。全て板張りになっています。

壁紙は剥がれているようで、ベニアが剥き出しになっています。

窓際にも汚れや傷みがありました。
 

まとめ

今回の物件はいかがでしたでしょうか。
豊かな自然の中にある古民家住宅で、敷地の両サイドには農地が付属していました。建物は築76年ほど経過しているものの、丁寧に使用されていた跡が見られます。自然の中でゆったりしたセカンドライフを送る場所にも良いし、農地部分を活かして自家製野菜を楽しめるレストラン、体験型民泊施設など色んな用途が考えられそう。ぜひ一度、足を運んでみませんか。
 

360度ルームツアー

 
【外観】
 

 
【内観】
 

 
 
 
●下記の国土交通省ページにて、物件付近の「防災情報」や「周辺施設情報」「取引価格情報」「人口情報」などをご確認いただくことができます。

 

OUTLINE
物件種別
売一戸建
物件種目
中古一戸建
所在地
佐賀県嬉野町下野 MAPへ移動
交通
下永尾バス停徒歩3分
構造
木造セメント瓦葺き
規模
2階建て
築年
昭和23年1月
間取り
7DK(和6×4・洋4.5・洋6×2・DK7.3)
価格
150万円
土地
476.51㎡(144.14坪)
建物
1F:79.33㎡(23.99坪) 2F:28.93㎡(8.75坪)合計:108.26㎡(32.74坪)
土地権利
所有権
地目
宅地
都市計画
非線引き区域
用途地域
指定なし
容積率
200%
建ぺい率
60%
現況
空き家
地勢
平坦
接道状況
東側 公道 接面5.8m 幅員2.7m
駐車場
有 2台可
引渡時期
即時
設備
上水道、汲み取り式、トイレ2ヵ所、キッチン、浴室、照明
最寄り施設
● 役場/嬉野市役所 3.9km(車約8分)
● 小学校/吉田小学校 2.8km(徒歩40分)
● 中学校/吉田中学校 2.9km(徒歩43分)
● 病院(内科)/池田内科 3.5km(車約7分)
   (小児科)/池田内科 3.5km(車約7分)
● 警察署/吉田警察官駐在所 2.8km(車約6分)
● 金融機関/吉田郵便局 2.7km(車約6分)
● スーパーマーケット/トライアル 2.5km(車約6分)
● コンビニ/ローソン 2.7km(車約5分)
● 避難場所/吉田小学校 2.9km(車約6分)
● 避難所/吉田小学校 2.9km(車約6分)
※「避難場所」は、災害の危険から一時的に避難するところです。「避難所」は、一定期間滞在し、避難者が生活できるところです。
備考
●現状有姿での引き渡しになります。●築年数や建物面積は固定資産課税明細書をもとにしています。●付属建物(種類:物置/構造:木造杉皮葺き/規模:平家建て/築年:昭和23年1月(築年数は固定資産課税明細書をもとにしています。)/面積:13.22㎡(3.99坪)●建物に未登記の増築部分があります。●その他、畑2筆(地積:合計479㎡ / 土地権利:全て所有権)および、田2筆(地積:合計346㎡ / 土地権利:全て所有権)、原野1筆(地積:24㎡ / 土地権利:所有権)、用悪水路1筆(地積:55㎡ / 土地権利:所有権)あり。●接道に関しては、現在、佐賀県に2項道路の申請を行っています。2項道路に指定された場合は再建築の際にセットバックが必要になります。2項道路に指定されない場合は増築や再建築ができない場合があります。●農地を取得する場合は農地法の許可を受けることが必要になります。詳しくは農業委員会へお問い合わせください。●地目変更登記が必要な場合、買主負担で行うものとします。
取引
〈仲介〉
その他
※仲介手数料/330,000円(令和6年7月1日の法改正 国土交通省が定める「800万円以下の金額の低廉な空き家等」に該当する為。)
※売却価格は売主様が設定されています。当社は成約時に仲介手数料をいただきます。
※その他、所有権移転費用や印紙代なども別途必要になります。
※周囲に高低差2m及び角度30度を超える法面がある為、崖条例の適用を受ける可能性があります。再建築にあたっては、当該法面に対する何らかの法面保護工事やその他の措置が必要となるものと判断され、建築基準法により建築位置や建築面積が制限されたり、基礎工法を変更し建築する必要があります。

・情報掲載日:2025.1.6
・情報更新予定日:2025.1.15

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