今回はJR彼杵駅から徒歩4分にある駅近中古物件を紹介します。
東彼杵町の中心地に位置するので、あらゆる施設が徒歩圏内で利便性もバツグン!
建物は築120年程の歴史ある古民家物件になりますが、広さ300坪以上あるので、色々な可能性を秘めた物件になります。
例えば古民家を生かしてリノベーションするもよし、解体して新築を建てるもよし、駐車場が広く取れるので自宅+店舗にするなど、様々なパターンが考えられます。
また2軒分は建てられそうな広さなので、将来空いてる方の土地を子どもにプレゼントする…なんてことも出来ちゃいます。
そして海にも近いので、釣り好きな方にもオススメ。
目次
- 外観
- 内観
ルームツアー(動画)
下の画像をクリックして動画で全体像をご確認いただけます。(※再生すると音声が流れます)
上空からの様子
土地は縦長の形状で300坪ほどあり、2軒分は立てられそうな広さがあります。手前が駐車場と庭、奥が母屋と小屋になります。
周辺道路
東側の前面道路の様子です。道幅は3.4mほどしかなく、車での離合は難しそう。
垣根を撤去すれば駐車場の利用価値も上がりますが、垣根本来の魅力も感じられるので撤去するはもったいない気がします。
敷地入り口は3.4m。奥に行くと2.5mになります。
北側道路の様子。こちらの道路は幅員2mと狭め。石垣は敷地内になります。
こちらの石垣、味があって素敵だと思いませんか?良い具合に風化し、苔が生えた様子に歴史とロマンを感じます。
上下水道の配置図
下水道は接続済み。上下水道共に、敷地入り口から引き込まれています。
7、8台停められる駐車場
駐車場の広さは横7.2m×縦13.5mと広め。車を7、8台はゆっくり駐車できそう。目の前に小学校があり、間近に感じました。
駐車場奥には庭があり、そのままでも良いですが、撤去すればもっと広く使うことも出来ます。
玄関前
壁は木目調のトタン仕様。玄関が木枠なのも魅力ですが、ノスタルジックな模様のすりガラスも素敵です。
玄関から右手に入ると縁側になっていてお庭があります。
縁側の窓はアルミサッシ仕様。所々補修もされて丁寧に使われている様子ですが、100年超えの古い物件ですので、全体的に劣化や傷みが見受けられます。
建物北側エリア
北側は草が生い茂っていて中に入れませんでした。このように庭の敷地が広いので定期的なお手入れが必要そうです。
建物南側エリア
南側で日当たりがよく、気持ちの良いスペース。以前は洗濯干しスペースとして使用されていたようです。
小屋と建物の間
小屋と建物の間には簡易的なトタン屋根が置かれている様子。小屋の屋根や壁には傷みがあります。
西側エリア
西側も草木が多い様子。こちらの窓も全てアルミサッシに変えられているようです。
小屋
こちらも住居と同様に小屋はトタン壁仕様。古い部分は劣化が見られます。
小屋内の天井や壁部分など傷みがありますが、むき出しの梁に風情を感じます。
母屋の床下です。建てられた当時のままで、下は土になっています。
屋根
屋根は泥瓦。一部セメント瓦部分もあるようですが、泥が崩れているところがあるので、今後吹き替えをお勧めします。
泥瓦の泥が崩れ落ちている様子。
水道・井戸
水道メーター機などは玄関側にあります。
下水道引き込み済み。井戸は使用できるか不明です。
駐車場側の庭
玄関前の庭の様子。柑橘系の実がなっているようです。
現在は生い茂っていますが、定期的に剪定をすることで季節毎に違う景色を楽しめそうです。
3階建ての小学校が眼前にある状態ですが、庭の緑がいい目隠しになっているようです。
素敵な緑たち。定期的な手入れは必要ですが、木々に囲まれているので癒しを感じます。
間取り
間取りは8Kと細かく部屋が分かれています。
玄関から反時計回りに 和室10畳 → 和室8畳 → 縁側 → 廊下 → トイレ → 洗面室 → 浴室 → 洋室8帖 → 洋室6.5帖 → 和室4.5畳 → 洋室6帖 → キッチン → 洋室3.5帖 → 洋室4.5帖 の順に紹介していきます。
玄関
レトロで重厚感ある玄関スペース。
中に入ると、細長い玄関土間。昔は土間だった名残りで中に段差があります。
玄関から見た座敷の様子。玄関上に配電盤があります。
10畳の座敷
10畳ある立派な座敷スペース。全体的に傷みがありますが、重厚感を感じます。
家を支える黒色の大黒柱が渋い。
天井にはそり、畳はたわみがあります。
オシャレ模様の扉の中は仏間スペース。収納としても利用できそうです。
エアコンは古めのタイプ。動作は未確認です。
8畳の座敷
立派な床の間スペース。
間の襖を全開にすれば広々と使用できます。
縁側から差し込む光が幻想的。和室から風情ある庭を楽しめます。
床の間の様子。壁は砂壁模様の壁紙でした。ヨレがあります。
天井にソリがあります。壁の段差にも壁紙が貼られている様子。こちらの部屋にもエアコンが設置されています。(動作未確認)
梁や桟はキクイムシの跡があります。古い家にはつきものらしいですが、そのままご使用される場合は専門業者などに見てもらうことをお勧めします。
縁側
柔らかな光が差し込む縁側部分。柱の経年劣化も味わいがあります。
縁側からは窓越しに借景を楽しめます。
古い家具も雰囲気良い。引き出しの取手が何気にオシャレですね。
廊下
廊下には窓が1箇所ありますが、少々暗めでした。
トイレ
下水道に接続済み。トイレは小便器と洋式に別れていてリフォーム済みで比較的キレイです。
洋式トイレには収納と手すりあり。ウォシュレット付きでフタの自動開閉、便座内にライトが灯るので夜間でも安心ですね。
洗面室
洗面室は広めなので収納を置けます。
洗面台は使用感有り。スイッチ周りに汚れがあります。
浴室
洗面室と浴室の間に洗濯機置き場あり。床面は浴室ともにタイル仕様なのでヒンヤリ感があります。
浴槽はバーグリップ付き。浴室周りに手すりも設置されているので、安心して入浴できそう。
浴室は天井、壁がパネルで床はタイル仕様になっています。全体的に使用感はあるもののそのまま使用できそうです。
暖房機が設置されているので、冬場でも暖かくして利用できます。ヒートショック防止にもなるので安心。
ユニットバスではありませんが、暖房機とパネル仕様なので寒さは感じにくそうです。物干し竿も設置されているので、乾燥室としても利用できますね。
8帖の洋室
西側で明るい室内。勝手口があるので外へ出入りできるようです。
天井は低めですが、西側にある窓のおかげで開放感があります。
窓から差し込む光と風が心地良い。新しめのエアコンもあります(動作未確認)。床はキレイにリフォームされていますが、味のある引き戸はそのまま使用されています。
6.5帖の洋室
こちらも床はリフォーム済みです。天井部分は梁の一部が見えています。
4.5畳の掘りごたつのある和室
コンパクトで可愛らしい居間部分
掘りごたつにほっこり。
段差は15cmほどあります。
エアコンも設置。(動作未確認)
木枠の引き戸や、すりガラスのレトロ模様がいいい感じ。
6帖の洋室と秘密の部屋
玄関と和室に挟まれた部屋のせいか、室内が暗めに感じます。
隣の4.5畳の和室がコンパクトなので、繋げて使用すると良いかもしれません。
天井部分に隙間あり。この上に部屋があるらしいのですが…リフォームなどで入口が塞がれているようで不明でした。こちらの床も貼り直しされている様子。
キッチン
使用感のあるコンパクトなキッチン。
元々土間だったところに床を貼ってあるようで、天井も低めです。
キッチンから居間を見た様子。段差が26cmほどあります。
エアコンも設置されています。(動作未確認)
3.5帖の洋室
以前オーナーのお父様が子ども達の為に作られた子ども部屋。
4.5帖の洋室
日当たり良く2箇所に窓が設けられています。床はフローリングですが、歩くとたわみがあります。
こちらも天井を外すと梁が出てくるかも。照明がレトロで可愛い。
まとめ
さて、今回の物件はいかがだったでしょうか?
駅近で300坪もある様々な可能性のある”金の卵”な物件。
利便性が良いのに、海と緑を身近に感じれる“住宅街のオアシス”的な空間でした。
古民家を生かしたフルリノベーションも、もちろんお勧めしますが、建物自体は築年数が経っていて面積も広く、補強工事なども考えると工事にかなり費用がかかりそうですので、一部はリノベ・一部はDIYなどの工夫が必要になりそうです。
土地の活用法は、
① 古民家を生かしてがっつりリノベーションする
② 解体して新築を建てる
③ 駐車場を広く取れるので店舗にする
④ 小学校から近いのでお習い事教室を始める(ピアノ、英語、書道etc…)
⑤ 半分だけ住居利用にして、残り半分は売りに出す。
など、様々なパターンが考えられます。
また、自分用に購入しておいて、将来空いてる土地を「子どもにプレゼント」しちゃうなんて事もありかもしれませんw
「海好き自然好きだけど、利便性は譲れないのよ!」というワガママな方にオススメの物件です^^
気になる方はぜひお問い合わせください!
360°ルームツアー
360°ルームツアーをご覧頂けます。
【外観】
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