波佐見町の中でも人口が一番多く、利便性の良い宿郷。今回は宿郷の鹿山地区にある一軒のお宅をご紹介します。外観は、和風住宅ならではの落ち着きある佇まい。築50年の二階建て住宅です。 室内は所々にリフォームされた跡もあり、外観にはないカジュアルな印象。生活する上で必要なトイレやキッチンなどの水回り設備は、既に手が加えられているので、すぐに住まうことが可能です。それでは早速ご紹介していきましょう。
▲鹿山団地を通り抜けた先にある三叉路のちょうど角のところにあります。
▲二階部分は増築されています。
個々のプライベートルームが確保される家
▲道路からすぐのところにある玄関。気になる方は門扉の設置や、玄関の取替えをお勧めします。
▲玄関は光が入り込み、明るい印象を受けました。明るいベージュ色の床板も新しさが感じられます。
▲玄関左手には昔ながらの和室。北側に窓が無いため少し暗い印象です。
▲若干狭めのトイレのドア。中に入ると広くなっていて、トイレも新しいものに変えられていました。
▲脱衣所と風呂場。洗濯機を置くともう少し狭く感じるかもしれません。
▲タイル貼りのお風呂。入り口には手すりが設置されています。
▲白を基調としたキッチンスペース。開口部が少ないため若干暗め。
▲調理台周りの壁はキッチンパネルになっていて掃除もしやすそう。
▲若干の使用感はありますが、十分に使えそうなキッチン。ガスコンロは無いので、準備する必要があります。
▲階段には手すりもあるので安心。二階にも洗面台があります。
▲階段を登ったところにあるスペース。この奥に3部屋あります。壁は繊維壁という昔ながらのもの。
▲奥の和室は東と南から採光がとれ明るく感じます。上の壁に白い跡がありますが、以前ポスターなどを貼られた跡のよう。
▲西側の和室は窓が上下に設置され日当たり良好。下は型板ガラス仕様になっています。
▲二階西側の和室の柱。外の庇(ひさし)を支える腕木が柱に打ち込まれています。東側の和室の壁には雨染みがありました。
▲天井に雨染みがありますが、すでに修繕されています。また、一階の北側和室の垂れ壁に汚れがありました。
▲玄関すぐの上り口には段差があります。
▲玄関前にはむき出しの水道管があるので、保温材などで保護した方が良さそうです。また、ブロック塀には大きなヒビが入っていました。
▲こちらの壁は雨どいから水が流れ込み、浸食しています。基礎の一部にはひび割れも見受けられました。
▲北側の外壁の様子。砂利の部分は、あとから前面道に高さを合わせるために埋められたそうで、緩やかな傾斜が見られます。
▲かわいいものシリーズ。レトロ感ある小物たちに、ほっこり。
歴史とロマンの鹿山地区
宿郷の中心地でもあり、古い歴史を持つ鹿山地区。鹿山のシンボル的存在の鹿山神社には樹齢900年といわれるご神木があります。毎年7月15日には鹿山こども神輿祭り、9月23日には鹿山神社奉納相撲大会が行われ多くの人々で賑わいます。また、役場を始め銀行、郵便局など生活に欠かせない施設もこの鹿山にあり、利便性の良さも兼ね備えている場所です。
▲鹿山神社のすぐ近くにある波佐見町役場。また、歩いてすぐのところに小さな公園もありました。