川棚町百津郷(上百津)の城山公園のすぐ下にある、中古住宅をご紹介します。直接車の乗り入れができない不便さはありますが、高台ならではの見晴らしの良さが魅力的。お住まいはもちろん、セカンドハウスとしての活用もオススメの物件です。
約40mの坂道を登ります。毎日の往来は良い運動にもなりそう!
敷地までもまたひと登りありますが、手すりのおかげで安心して登り降りできそう。
玄関横のテラス屋根は、屋根部分が外れている状態でした。
東側奥は草木に覆われ全体像が見えませんでした。また、隣地との間にフェンスなどはないので、小さなお子さんがいるご家庭では気をつけたいところです。
北側にある、作業用ハシゴは城山公園駐車場へ続きます。
北側部分は建物と擁壁の間が通れないほど狭い状態。また擁壁は2段になっていて、トータルで3〜4mほどありました。
屋根はセメント瓦が使用されていました。現状では、雨漏りなどはありませんが経年劣化による傷みや汚れが見受けられます。この形状の瓦は現在製造されていませんので、できれば塗装ではなく、瓦の葺き替えをおすすめします。
建物東側と西側の敷地内には、当時アマチュア無線用として使用されていた約20mほどの鉄塔が建っています。
昔ながらの田の字の間取り造り。
続いて室内を見ていきましょう。室内は部屋が細かく区切られた田の字造りになっています。南に面した部屋は日当たりも良く気持ちよく過ごせそうですが、全体的に経年劣化によるキズや傷みも見られます。このままの状態で手入れをしながら住まうのも良いですが、壁の仕切りをとってLDKにしたりと使い勝手良くリノベを楽しむのも良さそうな住まいです。
玄関ホールの床や廊下も経年劣化による傷みや汚れが目立ちます。
一部収納としても使われている、広縁部分。カーテンで仕切られているだけの状態でした。
北側の廊下奥には木サッシが使われている空きスペースがありました。
トイレは、洋式トイレが2つ設置されているので何かと便利。下水道にも接続されています。
水道は単水栓タイプ。出窓部分は昔ながらの木サッシなので、暑さや寒さの影響を受けやすそうです。
窓側は昔懐かしい雰囲気がありますが、床は新たに塗装コンパネが張られている状態でした。
時間が止まったままのような建具たち。
間取りの中心には、6畳の和室が二間あります。どちらも窓に面していないので、若干暗い印象がありました。
室内は壁や襖などに傷みや汚れが多く見られました。そのまま住むにしても補修は必要になりそうです。
高台の魅力がいっぱいの城山公園。
ご紹介した物件のすぐ上には、城山公園があります。公園内は遊具の他にも広場、散歩道もありました。春には広場の周りの桜が訪れた人を楽しませてくれます。また、そこから大村湾も一望でき、大人から子どもまで楽しめるスポットになっています。
池の周りをぐるりと散歩することができます。
子ども達が楽しめる遊具がありました。奥には芝生が広がる広場があります。
大村湾はもちろん、遠くの山々まで見晴らせる絶好の場所です。