以前オヘソジャーナルでご紹介した、「敷地面積580坪の和風平屋建て住宅」が再募集になりました。敷地の広さやロケーションが魅力のこちらの物件。住まいとしてはもちろんですが、広さを活かし飲食店や宿泊施設、別荘なんかにも良さそうな雰囲気でした。今回改めて取材し、敷地や建物の様子をより詳しく丁寧にご紹介します。
南側には川があって、敷地から二段下を流れています。また擁壁もしっかり施されていて安心感がありました。
広さとロケーションを楽しめるお庭。
前面道路は若干湾曲していて、道路に沿うように塀があるので車の往来が若干見えづらい様子。出庫の際は、ゆっくり慎重に出るようにおすすめします。
入り口部分はアスファルト敷きで、4〜5台駐車いただけます。
建物に一番近い場所にあるカーポート。雨もしのげて使い勝手も良さそう。
一段下の敷地の様子。庭というよりも広場と呼べそうです。その広さを活かしてイベントスペースとしてもご利用いただけます。
車庫はシャッター付きで大切な車をお守りすることができます。
敷地のすぐ下は石や砂のある土地で、そのもう一段下が川になっています。
趣きある純和風住宅。
重厚感はあるものの、どこかすっきりとした印象のある佇い。
南側の様子。建物まわりも芝生敷きになっています。
目の前にある川は、穏やかで静かに流れます。
中庭の様子。コの字型の建物の色んな角度からこの中庭を楽しむことができます。
東側の塀の一部は1mほど空いていました。代わりの柵などもないので、気をつけたいところ。
塀を隔てた先にあるこちらの空き地も、敷地の一部になります。
東側の様子。洗面所に通じる出入り口がありました。
北側にある庭の様子。
こちらの部分だけでも十分な広さがありました。
隣地との境には側溝がありました。また汲み取り口も北側の庭に設置されています。
北向きなので、一部芝生にぬかるみがありました。隣地との間には背の高い植栽もあってプライバシーも保たれます。
屋根は格調高いいぶし瓦。それぞれに異なる色合いが建物の良さを引き立てます。
中庭を愉しむ住まい。
中庭を取り囲むような造りのコの字型のこちらの物件。細かく部屋が区切られていて、各部屋から中庭を愉しめるようになっています。もちろん住居として使用される方にもおすすめですが、この佇まいを活かして飲食店や宿泊施設にするのも良さそう。また、ワーケーションの拠点やシェアハウスなんかにもおすすめです。
どっしりと存在感のある玄関スペース。
玄関の天井板に使用されているのは、焼き物をのせる皿板。焼き物の町波佐見町ならではの良さが感じられました。
玄関ホールは若干暗めですが落ち着きある印象。手作りの陶器の電灯が優しく柔らかな光で照らします。
引き戸の取手周りや玄関上部には汚れやキズがありました。
玄関入ってすぐ左手には3畳ほどのスペースがあります。物置やシューズクロークとしてもご使用いただけそうです。
廊下には、傷や雨染みの跡などがありました。レトロな鍵も印象的。
和室は8畳と6畳の造り。きれいに使用されているので、そのままで十分ご使用いただけます。
中庭を通じて光が差し込み明るい雰囲気がありました。
立派な欄間が目を引きます。畳もきれいな状態で保たれています。
居間スペースからの中庭の様子。風情ある景色を愉しむことができそうです。
大きな窓から明るい光が差し込みます。10畳あるのでゆったりと過ごすことができそうです。
居間の隣にあるキッチンは、レンガ調のタイルが印象的。所々経年劣化による傷みがありますが、そのままで十分ご使用いただけます。
キッチン側から見た様子。10畳の和室とドア一枚で繋がっています。
丸く細工された垂れ壁がかわいい。東側には浴室やトイレがありました。
お風呂はタイル貼りで古めのタイプですが、水栓金具などは比較的新しい印象がありました。
タイルには一部ヒビを補修した跡がありました。
各部屋、廊下との間に若干段差があります。
洗面台も古めのタイプ。経年劣化による傷みはありますが、そのままでも十分ご使用いただけます。
茶色のドアは、外へ通じています。右はトイレのドアの様子。
トイレは簡易水洗で、和式の上に簡易便座が置かれています。
ドアは2つに分かれていますが、中の上部は繋がっていました。
洗面所は壁紙が剥がれている箇所がありますので、貼り直しをおすすめします。
東側の廊下の壁は、板張り仕様。
7帖の洋室。窓が1箇所で若干薄暗い印象がありました。
6帖の洋室は、奥行きがあります。子ども部屋などにも良さそう。こちらは掃き出し窓で明るい印象がありました。
天井や床にの傷みなどいくつかあります。
今回ご紹介した物件はいかがだったでしょうか。この約580坪の敷地の広さが魅力的で、住まいだけでなく色んな活用法が考えられそう。建物は経年劣化による傷みなどが所々あるものの丁寧に住まわれていた様子も感じられました。まずはこのロケーションや佇まいを実際に見に来てみませんか。
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