川棚町白石郷にある農地付き中古住宅をご紹介いたします。
こちらの物件の1番の魅力は海が見える最高のロケーション。大村湾や遠くの景色まで見晴らせるので、思わず椅子を並べてのんびりとチェアリングを楽しみたくなるような…そんな贅沢な風景を堪能できます。
こちらは建築基準法上の道路に接道していないため、再建築はできません。ただリノベーションやリフォームに規制はありませんので、DIYなど行われる方にはピッタリの物件になっています!がっつり住まうというよりは、ロケーションを愉しむ遊び場として利用できそう。贅沢な景色を堪能できる場所で、趣味や遊びを楽しみたい方にオススメの物件です。
目次
- 外観
- 内観
ルームツアー(動画)
下の画像をクリックして動画で全体像をご確認いただけます。(※再生すると音声が流れます)
上空からの様子
黄色の矢印は前面道路から敷地までのルート。水色部分が小屋、赤い部分が母屋でその前には庭もあります。そして緑色の部分が山林及び畑になります。
敷地までの道のり
国道205号線から敷地までの案内図。黄色い矢印に沿って進みます。
国道からの入り口の様子。白い建物を目印に下り坂へ進みます。
敷地の入り口の様子。前面道路も狭く、更に入り口が鋭角になっているので、写真右手からの進入はできません。また外灯などもほとんどありませんでした。
こちらの坂道をぐっと登っていきます。
道幅は約2.6mほど。狭めではありますが、普通車でも走行できました。徐行しながらゆっくりと登ります。
坂道を登り切ると視界が開けて海が見えてきました。
こちらの道幅は約2.9mほど。途中蓋のない側溝や段差などがあるので、走行には注意が必要です。
登りきったところに電柱がありました。気になる場合は移設も可能です。
後ろを振り返るとこの景色!大村湾の大パノラマが楽しめます。
周辺の様子
登りきった左側には、隣家へ続く道があります。車は通れず徒歩のみになります。
隣家へ続く里道の様子。木々がうっそうとしていて少し暗い印象でした。
駐車場
小屋の前に駐車スペースがあります。1〜2台ほど駐車できそうです。
上水道の配置図
黄色が当物件になり、紺色の線が上水道の通り道になります。こちらは下水道未整備区域になっています。
上段の畑
畑の先には大村湾。天気が良ければ抜けるような青空と海が愉しめるチェアリングスポットです。
現在畑は近隣の方が管理されているようで、端にネギが植えられていました。ふかふかに耕されているので、すぐにでも畑仕事ができそう。
現在は農地ですが遊び場としても使えそう。バーベキューをしたり、テントを張って星空を眺めるのも良さそう。夏は大村湾にあがる花火もバッチリ見えます!
味のある小道。自然のトンネルから見える風景にワクワクします。
下段の畑
南国のような枝ぶりの木。石垣も良い感じです。
こちらも絶景ポイント。緑にあふれた町並みと海とのコントラストが良い感じ。
下段の畑は草木が生い茂っているような状態。なだらかに傾斜がついている畑になっています。
水仙や梅の木もあり四季折々楽しめそう。梅の花の木が満開になるとさらに風景が映えそうです。
様々な草木が自生しているので、特に夏場など管理に手間がかかりそうです。
木々の隙間から見える大村湾が幻想的。
小屋外観
小屋は2棟並んで建っていますが、かなり老朽化が進んでいます。
手前の小屋は鋼管で補強されているようでした。
屋根もトタン仕様で、一部ビニールで覆われていました。
小屋内観
小屋内には私物がそのままの状態で残されています。主に農作業系の道具が多い様子。中の物はそのまま引き渡されます。
玄関前の植木
母屋の南側は、屋根より高い木が生い茂っています。防風林としての役割もありそう。
裏山にも大きな木々がありました。
玄関周辺
小屋と緑に隠れて、ひっそりと佇むようにある家。
奥に進むとコンパクトな平屋建てが顔を出しました。
玄関前のコンクリートは大木の根の影響か大きくひび割れしていました。右の写真の円形のものはシロアリ駆除で使用されているもののようです。
玄関前が大きくひび割れしていました。
西側エリア
小屋と母屋の間の様子。小屋の後ろは落ち葉が積み重なっています。
様々な草木が自生しています。右側の写真に写っているのは、ハランのようです。よく料理の飾り付けなどに使われていますね。
壁はトタンが使われていますが、変色が見られました。
北側から見た様子。小屋上部のトタンが剥がれていました。
西側には擁壁があり、上には隣家があります。
奥側にある木は根の部分が見えていました。
北側エリア
北側は木々に覆われていて、さらにうっそうとした様子。 夏場は更に木々が栄えてくるかもしれません。
側溝はありますが、落ち葉などが詰まっていて現状では側溝として機能していませんでした。一度排水先を整備する必要がありそうです。
雨樋も途中で外れているところがありました。
プロパンガスが設置してあります。
裏山の様子
北側は山林になっているので奥の方までずっと木々に覆われていました。裏山の一部も敷地内になっています。※161㎡(48.70坪)
切り倒された木々でしょうか。風化し土になりかけています。
東側エリア
こちらは増築された部分で浴室エリアになります。
壁はサイディング仕様できれいに保たれています。
南側エリア
南側は防風林の影響で少し陰っている様子。木々がなければ日当たりも良く室内からも絶景が見られそう。
下屋が抜け落ちていて骨組みだけになっています。軒部分も雨漏りの影響で劣化が見られました。
縁側の床下部分の様子。犬走りに割れが確認されました。
一部吹き付けの壁のようです。
屋根
母屋の屋根はセメント瓦。
老朽化もしており、室内に一部雨漏りもあるのでメンテナンスが必要です。
間取り
間取りは5DK。雨漏りや傷みの箇所も掲載しています。玄関 → 縁側 → 和室6畳 → 和室6畳(床の間側) → 洋室6帖 → ダイニングキッチン → 洗面所 → トイレ → 和室4.5畳 → 和室4.5畳(浴室側) → テラス → 脱衣所 → 浴室 の順に紹介していきます。
玄関
玄関部分は雨漏りがあり、壁や天井にはカビが発生していました。
全体的に傷みはありますが、上部もアーチ状でレトロな雰囲気。室内にある私物も現状渡しとなります。
レトロな床タイルが可愛らしい。
下駄箱上部から壁に沿って手すりが設置されていました。床板はキズや傷みがありました。
ダイヤル式のレトロ電話。萌えポイントの一つです。
縁側
こちらも雨漏りの影響で窓上部の壁に黒カビが発生していました。縁側から見える景色は木が生い茂ってますが、間からチラチラと海が見えます。木々がなければ眺めの良いスポットになりそうです。
天井には雨漏りの跡。床板は傷が多数ありました。
和室6畳
灯りをつけた状態の和室。南側ですが灯りを消すと薄暗くなってしまいます。
畳の上には敷物が敷いてありました。
襖も障子も変色していました。家自体に傾きはありませんが、若干建具が開け閉めがしづらいところもありました。
味のある欄間。エアコンは動作未確認です。
和室6畳(床の間側)
こちらの和室も全体的に古さと使用感がありました。
全体的に劣化している様子。床の間にも私物が残されています。
印象的な模様の繊維壁は一部剥がれている所があります。レトロ感ある柱が良い感じ。
床の間の天井付近にも雨漏りの形跡がありました。
洋室6帖
ブラウンで統一された洋室。
こちらにも私物がありますが、レコードプレーヤーなど昭和を感じる雰囲気です。
隣に小屋があるので多少圧迫感がありました。
天井は一部破れあり。壁は日焼けとポスターを剥がした跡が残っていました。
エアコンは古めのタイプで動作未確認。窓は単層ガラス仕様になっています。
こちらの入り口すぐの床には、たわみがありました。
ダイニングキッチン
昔ながらのダイニングキッチン。
食器棚や冷蔵庫などそのまま残されています。
キッチンは広いですが、古めで使用感がありました。
天井は全体的に黒ずみがあります。床は一度張り替えられた様子がありました。
洗面所
レトロで雰囲気がある洗面所。傷みはありますが、マーブル調のタイルとレトロガラスが可愛らしい。
トイレ
手前にはレトロ感のある小便器。奥のトイレは和式の上にポータブルトイレが設置されていました。昔ながらの汲み取り式のトイレです。床板は傷んでいる様子。
和室4.5畳
こちらの部屋は中部屋になっていているので照明を消すと昼間でも真っ暗になります。
砂壁風な繊維壁。天井は古さはありますが雨漏り跡はなさそうです。
和室4.5畳(浴室側)
こちらの4.5畳にも大きめの家具や荷物がそのままの状態で残されています。
畳も傷んでいる様子。壁に欠けがあり。天井も汚れや小さな傷などあります。隣が浴室なので湿気など気になるところです。
テラス
脱衣室のドアの先にテラスがあります。
洗濯物を干すスペースとして使われていたようですが、床板も風化していて汚れている様子。
下屋も残ってますが、汚れなどが気になります。外のグリーンがいい感じ。
脱衣所
こちらは増築された脱衣室部分。使用感はありますが、そのままで十分ご使用いただけそうです。
壁紙は一部剥がれがありました。脱衣室の窓には、格子柄窓シールが貼られていました。窓を開けると緑も見えて良い雰囲気。
お風呂のリモコンがついてました。洗濯機も使用できるか不明ですが、比較的きれいな印象でした。
浴室
浴室はシステムバス。大きめの鏡や手すりもあり高齢者の方でも安心。
ゆったりと浸かれそうなバスタブ。目にみえる汚れは、掃除をすればきれいになりそうです。
バス水栓と温度調整ができるシャワー水栓付き。
天井には点検口と換気扇もあり。バスルームは全体的に使用感はありますが、まだまだ十分に使えそうです。
まとめ
さて、今回の物件はいかがでしたでしょうか?
突き抜ける青空と大パノラマで見晴らせる大村湾を独り占めできる、絶景物件。椅子に腰掛けてずっと眺めていたい…そんな感動がありました。
農地付きですが、今年の4月から農地を取得しやすくなるようなので、それもチャンス!これから農業をはじめたい方にも、今流行りのチェアリングやキャンプなどを愉しめるアウトドア的な遊び場として利用したい方にもオススメです。
再建築不可の中古物件ですが、自分で少しずつDIYするもよし、思い切ってリフォーム、リノベーションしてセカンドハウス的な使い方も可能です。
ロケーションが良い遊び場を探している方、農地つきの田舎暮らしをしたい方は、ぜひ一度現地をご覧ください。
360度ルームツアー
【外観】
【内観】
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