長崎県波佐見町永尾郷にある中古住宅をご紹介します。
本通りから少し入り込んだ場所にあって、静かな環境が魅力のエリアになります。物件には納屋も付属していて色んな活用法が考えられそう。
母屋は昭和26年築の建物で所々にリフォームされている箇所がありました。納屋は経年劣化や雨漏りによる傷みも多く見られるので、DIYで自由に手を加えるのも良いし、思い切って解体して敷地を広く使えるようにするのも良さそう。
静かな環境で暮らしたい方やDIYなどをしながら遊び場として利用したい方などにもオススメの物件です。

目次
- 外観
- 内観
ルームツアー
下の画像をクリックして動画で全体像をご確認いただけます。(※再生すると音声が流れます)
高画質でのご視聴は“こちら”からご覧ください。
敷地までの道のり
物件のある永尾郷は静かな環境が魅力のエリア。近くには焼き物の窯元さんなどもあって、レンガ造りの煙突もありました。穏やかな川沿いをお散歩するのも気持ちよさそう!

大正橋と呼ばれるこちらの橋を渡ります。撮影の日も川のせせらぎが心地よく聞こえてきました。

焼き物の工場や煙突も見えます。
こちらのミラーがあるところを左折します。
物件まで続く道のりは狭めの印象。
前面道路は一番広いところで約3.5mほどでした。

こちらが今回ご紹介する物件になります。手前の薄いオレンジ色の建物が納屋で、左奥にあるの白い外壁の建物が母屋になります。
駐車スペース

駐車スペースはカーポートが縦に連なり、縦列で停める仕様になっています。入り口の広さは約3.2mほどありますが、カーポートの柱の出っ張り部分から納屋のブロックまでは約2.3mほどでした。
出入り口の様子。

こちらのコンパクトカーでギリギリの様子。左右どちらかに幅寄せすることでドアを開けることができそう。

カーポートや納屋から突き出た部分を撤去すれば、もう少し停めやすくなりそう。
上空からの様子

道路のそばに納屋、奥に母屋、母屋の後ろは裏山になっています。両サイドに隣家がありますが、現地に行くとそれほど圧迫感などはありませんでした。
2階部分には日差しがたっぷり差し込んでいる様子がわかります。
屋根

母屋部分の瓦の様子。セメント瓦仕様で一部塗装が剥がれている箇所もありました。今後はメンテナンスも必要になりそうです。

こちらは納屋部分の屋根の様子です。モルタルなどで補修された後がありました。
上水道の配置図

上水道は前面道路から引き込みがされています。下水道は未整備のエリアとなっています。
南側

日当たりもよく、明るい印象の南側。
玄関先も広く開放的な印象がありました。こちらにも車を停めることができそう。

奥には植栽が植えられている花壇スペースがありました。
庭の一番奥には井戸が設置されています。中には水があるのでポンプなど使用することで植栽への水やり用としても使用できそう。
お庭にはかわいらしい花たち。小さな花々が元気いっぱいに咲いていました。
東側、北側
東側は隣地と高低差があり、隣地が一段高くなっています。溝部分には配管が設置されていました。

北側は裏山と近い印象ですが、岩盤になっているので草木などはあまり生えていないようです。
奥は通り抜けできませんでした。
上部には、草木が生い茂っています。

外壁は多少の黒ずみはありますが、大きな傷みなどはない様子。
西側
西側にはドアが設置されていて、その奥は下屋スペースになっていました。洗濯物を干すことができそうです。

隣地側には目隠しフェンスもあるので、安心です。
物置や台所につながるドアも設置されていました。

こちらにもかわいらしい花壇スペースがあります。
給湯器は2011年製。そろそろメンテナンスが必要になるかもしれません。

トイレの汲み取り口もこちらに設置されています。

こちら側も狭くなっていました。
倉庫
玄関横にある6畳ほどの物置スペース。アウトドア用品や農機具などを収納するのにも良さそう。
広々として使いやすそうです。
台所にも通じるドアがありました。お味噌や漬物などを貯蔵したりするのにも良さそう。

入り口が広めなのも嬉しいですね。

土間部分も多少の汚れはありますが、気になるほどの汚れではありませんでした。
上のスペースにも一部棚が設けられていました。

ブレーカーは物置に設置されています。
玄関周辺

玄関は軒が広く、使い勝手が良さそう。荷物の出し入れなどもスムーズに行うことができます。
軒天部分もきれいな状態で保たれています。レトロなタイルがアクセントになっていました。
白で統一されたポストと照明。こちらも玄関の雰囲気に馴染みます。
納屋外観
続いて納屋部分をご紹介します。以前は焼き物関係の作業場として活躍していた納屋も、もう長い間使用されていない様子。経年劣化による傷みや雨漏りの跡なども確認されています。現状のままのお引き渡しになりますので、使い方は購入いただく方でお決めいただけます。
道路に沿うように建てられている納屋。

以前はこちらの濃い茶色のトタン部分から出入りができていたようですが、現在は閉じられています。

敷地内から見た様子。
写真左は乾燥棚のようなものが設置されています。写真右は東側の様子。
納屋1階
こちらの引き戸から中へ入ります。入り口横にはステンレスのシンクが設置された手洗い場がありました。

以前は焼き物関係の作業場として使用されていた名残が見受けられます。

ブロックなどもこのまま残されます。
こちらは焼き物の乾燥棚として使用されていたよう。

割れた陶器の破片なども残されています。
続いて奥のスペースになります。現在は締め切られていますが、開けることで車庫としても利用できそう。

外専用のトイレも設置されていました。
納屋2階
2階へつながる階段の様子。2階へつながる階段の様子。狭く急なので気をつけて登ります。

2階も当時のままの状態。壁は土壁になっていました。
全体的に劣化が見られます。

畳の部屋も傷みが多く、現状のまま使用するのは難しい様子。
畳は変色していて、雨漏りの跡のようなものが見られます。
収納には昭和36年の新聞が貼られていました。歴史を感じる一コマです。
間取り
続いて室内の様子を見ていきましょう。築年数は経過していますが、リフォームや増築が行われている箇所がありました。水まわりなども比較的きれいな状態なのですぐにお住まいいただくこともできそうです。

間取りは6DKタイプ。
玄関 → 和室8畳 → 和室6畳 → 縁側 → 和室7畳 → 洋室6帖 → ダイニングキッチン → 水まわりスペース → 浴室 → 洗面脱衣室 → トイレ → 階段、廊下→ 和室6畳(2階北側)→ 和室6畳(2階南側)の順にご紹介いたします。
玄関
明るい印象の玄関スペース。床板も張り替えられているようできれいな印象がありました。

レトロなシューズボックス。玄関の雰囲気にマッチします。
上がりかまちもきれいに張り替えられている様子。タイル張りの床もかわいらしい。
梁や天井は当時のままのようです。
和室8畳

玄関横の和室スペースは、天井が高く開放的。
畳はスレなどもあるので張り替えをオススメします。
和室6畳
床の間がある6畳の和室。
床の間はブルー色でモダンな印象。仏間と収納スペースもありました。
収納は黒ずみなどがあります。
縁側
心地よい光が差し込む縁側。窓際に座ってお庭を眺めたり、ゆっくり読書なんかも良さそう。
床板にはシミや引っ掻き傷などが見受けられました。
窓から見える外の様子。

窓は単層ガラス仕様になっています。
和室7畳

北側の和室は若干暗めの印象で、昼間でも照明が必要になりそう。
掃き出し窓を開けた時の様子。裏山に近くはありますが、岩なので雑草などは少なく比較的すっきりとした印象。

収納は少したわみなどが見られます。
畳には日焼けの跡などがありました。
洋室6帖
北側洋室の様子。写真ではわかりづらいですが、全体的に床がブワブワとたわんでいました。また壁紙の剥がれなども見られます。
照明がない状態では少し暗い印象があります。

収納は広めの様子。
収納内部は白っぽくなっていて、たわみなどもあります。
ダイニングキッチン
ダイニングキッチンもリフォームされていて、比較的新しいキッチンが設置されていました。

壁や収納棚などは以前のままの様子。
こちらのドアから西側の物干し場へ出ることができます。
床板には日焼けの後や黒ずみなどもありました。

木目調で高級感のあるキッチン。
天板もシンクもきれいな状態で保たれていました。

収納部分には多少汚れなどありますが、普段の掃除できれいになりそう。
換気扇とIHは多少の使用感はありますが、そのままご使用いただけます。
コンロ周りは多少使用感がありました。
明かり取りの窓も設置されています。キッチンパネルもあって掃除がしやすそう。
水まわりスペース
続いて水まわりスペースをご紹介します。ダイニングキッチンにあるドアを開けると水まわりスペースへと続きます。
すぐ左には洗面室と浴室。突き当たり左にはトイレがあります。廊下の床も綺麗に張り替えられていました。

裏口も設置されていて、外に出られるようになっています。
浴室
薄いピンクのタイルが印象的な浴室。広さもあって使い勝手も良さそう。

浴槽は経年劣化による変色など見受けられました。
水栓部分も古めの印象。コントロールパネルも設置されています。

シャワーや水栓、タイル部分なども使用感がありました。
洗面脱衣室
脱衣室には、洗面台と洗濯機が設置されています。
多少の使用感はありますが、そのまま十分お使いいただけそうです。
トイレ
トイレは簡易水栓タイプ。こちらも比較的新しく、丁寧に使用されている様子がわかります。
手洗い器や窓も設置されていました。
階段、廊下

ダイニングキッチンに設置された階段を使用して、2階へいきます。階段は少し急な印象でした。
2階には小さな廊下スペースがあって、6畳が2部屋ありました。
廊下の窓からの景色。澄んだ青空がきれいに見えます。ガラスにはガムテープの跡があります。
和室6畳(2階北側)
こちらの部屋は小窓が一つで、若干暗めの印象。壁は砂壁仕様になっています。
全体的に傷みが見られます。
畳も擦れや変色などがあります。
収納も設置されています。
和室6畳(2階南側)

南側は日当たりがよく、明るい室内になっていました。

床の間も設置されています。
こちらにもコンパクトな収納が一つ。
天井にはシミのような跡がありました。
まとめ
今回ご紹介した物件はいかがだったでしょうか。
静かな住環境が魅力の地域で、ゆったりと穏やかな時間が流れるような雰囲気がありました。敷地内には納屋がありますが、ご自由にご使用いただけます。
建物はところどころリフォームが行われていて、すぐに住まうこともできそう。気になる箇所はDIYなどで手を加えながら住まうのも楽しそうです。
まずは一度足を運んでみませんか。
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