2021.05.13

人と自然と伝統のまち ー Wonderful town ー

 
私たち不動産情報WEBサイト「オヘソジャーナル」は、長崎県と佐賀県(旧国名でいう肥前国)のちょうど中央付近である“おへそ”のような位置にある不動産や地域の情報を魅力的に発信し、移住や空き家活用を促進する不動産情報WEBメディアです。

 
今回、私たちは、この“おへそ”な地域の魅力をたくさんの人に知ってもらい、もっと地域を盛り上げたい!との思いから、“おへそ”な地域のPR動画を作成いたしました。
 
PR動画はこちら(曲が流れます)

 
 
PR動画に出演し、魅力を伝えてくれるのは波佐見町出身の細川小春さんです。今回、この地域に生まれ育ち、夢へ向かって突き進む小春さんに、生い立ちや仕事に対する思い、地域の魅力などをお聞きしました。

 
 
 

自分らしさを探して。

自然豊かな波佐見町で生まれ育った小春さん。小さい頃のお話や夢中になっていたことや、現在のお仕事を始めるきっかけなどを伺ってみました。
 

───小春さんが生まれ育った地域はどんなところですか?
 
小春さん:360°見渡す限りの自然に囲まれています。季節ごとに色んな表情を見せてくれる山並みや田園風景はとても美しくて、自慢できるものの一つです。
 
───幼い頃はどのようなお子さんでしたか?
 
小春さん:人見知りで泣き虫で、常に母の後ろに隠れているような子どもでした。ただ、興味のあるものにはわき目もふらず突き進むようなところもあって、周りが見えなくなるほど集中することもありました。家族からは、落ち着きがないとも言われていて、よく迷子にもなっていました(笑)。
 
───どんなことに夢中になっていましたか?
 
小春さん:中学時代には、ダンスに夢中になっていました。ちょうどK-POPが人気になっていた頃で、友達と踊りを真似て楽しんでいました。結構本気になっていて、進路を決めるときもダンスを選考することも考えていたほどです。またテレビの世界などで活躍する表現者の仕事にも興味がありました。画面越しに見る世界はキラキラしていて、こんな世界に自分も入ってみたいと思っていたこともあります。
 

 
豊かな自然の中で伸び伸びと育った小春さん。恥ずかしがり屋ながら、興味のあることに真っ直ぐに突き進む純粋で行動派の一面もあったようです。学生時代には、表現者としての道への憧れもありましたが、それはまだ沢山ある夢の中のひとつでした。
 
 
 
 
───現在のアパレルの仕事につくまでのことを教えてください。
 
小春さん:アパレルの前は旅館で働いていました。昼夜問わずの仕事は大変なこともありましたが、人との関わり方やおもてなしの心を学ぶことができました。旅館の仕事を始めて2年ほど経った頃、“今、本当に自分のしたいことは何か”を考えるようになりました。そこで辿りついた答えが、大好きな洋服の仕事に携わることだったんです。

 
───アパレルの仕事で大切にしていることはありますか?
 
小春さん:私自身、洋服を着ることでモチベーションも上がるし、自分が変われるような感覚にもなります。毎日身につけるものだからこそ、お客様と一緒になって洋服を選ぶ楽しさや喜びを共有することを大切にしています。

 
───現在は、アパレルの仕事と並行してモデルのお仕事もされていますが、どのような経緯があったのでしょうか?
 
小春さん:洋服販売をする中で、まずはお客様の見本となるような身なりや着こなし方を意識するようになりました。プロのモデルさんを見ていると、どんな洋服でも最高の着こなしをしているんですよね。そんな姿に衝撃を受け、憧れを抱くようになりました。ちょうどその頃、知り合いのフォトグラファーの方に声をかけていただいたことがきっかけで、モデルのお仕事をするようになりました。

 

 
表現することに興味がありながらも、中々その一歩を踏み出すことができなかった20歳の頃。本当にやりたいことは何か考え、大好きな洋服に携わる仕事を始める中で、モデルになりたいという新たな道を見出しました。
 
 
 

地域発モデルとしての挑戦。

2020年の秋頃から、徐々にモデルの仕事を始めるようになった小春さん。表現することの難しさを感じつつも、やりがいを感じているそう。モデルとして活動する上で大切にしていることや今後の展望などを聞いてみました。

 
───モデルとして活動する上で大切にしていることを教えてください。
 
小春さん:撮影の時は、ワクワクしながらどういう風に撮ってもらえるか考えたり、その時に求められるイメージを感じ取るようにしています。なるべく頭の中をクリアにすることで、自然体でいながら自分らしさを表現できるよう意識しています。
 
───モデルの仕事のおもしろさはどんなところにありますか?
 
小春さん:色んな人同士が関わり合いながら、一つのものを作っていくことに楽しさを感じています。また、客観的に自分を見ることで新たな自分を発見できるおもしろさもあります。
 

 
小春さんの持ち味は、その作品や映像が意図する世界観を表情や空気感で表すことができるところ。今回の撮影の時もカメラが回った瞬間に、その場の空気と調和し一気に世界観を作り上げていく姿がありました。クールな表情の中に、力強さや繊細さ、そして無垢な可愛らしさなども垣間見え、引き込まれるような感覚でした。
 
 
 
 
───現在、撮られる側だけでなく撮る方にも興味を持たれているようですね。
 
小春さん:はい、そうなんです。自分が被写体となっている時、いつもとは違う自分の姿に驚きと新鮮さを感じます。その一方で、自分なりの表現で写真を撮ってみたいという気持ちも芽生え、シャッターを切り始めました。撮る側と撮られる側どちらも経験していくことで、表現の幅や可能性も広がるように思うので今後も続けていきたいです。
 


 
今は借りているフィルムカメラで勉強中の小春さん。撮影の合間も被写体になるものを見つけては、シャッターをきり続けていました。それは、幼い頃、興味のあるものに一直線だった小春さんの姿を思わせるものでした。

 
 
 
 
───今後、モデルとして挑戦したいことなどあれば教えてください。
 
小春さん:今後は、モデル活動を通じて地域の魅力を発信していきたいです。私が生まれた波佐見町を含むこの“おへそ”な地域には、豊かな自然・人・特産物や名産品など魅力に溢れています。この魅力的な地域を1人でも多くの方に知ってもらえるよう地域のイベントやPRのお仕事など、その地域の魅力発信に貢献できるようなモデルになりたいと思っています。
 

 
都会のモデルではなく、あえて地元の人間だからできる“地域発のモデル”になることを決めた小春さん。地域の情報発信に「私も微力ながらお手伝いできれば…」と遠慮がちに話す小春さんですが、瞳の奥には強い意志を感じました。
 
 
 

個性豊かな“おへそ”な地域。

小春さんが活躍の場と決めたこの“おへそ”な地域。小春さんの目には生まれ育ったこの地域がどのように映るのでしょうか。地域ならではの特性やそこに住む人たちのことを小春さん目線で話してもらいました。

 


 

───“おへそ”な地域には、どのような印象を持っていますか?

 
小春さん:この地域は、それぞれに違う個性がありながらも、豊かな自然・温かな人柄・町を大切に思う気持ちが感じられる地域だと思います。焼き物の里波佐見町・輝く大村湾を望む川棚町・お茶とクジラの町東彼杵町・国際色豊かな佐世保市・歴史ある陶器の町有田町・美肌の湯が愉しめる嬉野市・温故知新の武雄市など、どこも唯一無二の素晴らしい地域です。
 
───“おへそ”な地域に暮らす人たちには、どのような印象がありますか?
 
小春さん:この地域の方々は、周りの人々とのつながりをとても大切にしている印象があります。気軽に話しかけられる関係作りや困ったときには助け合う気持ちが根付いているように思います。私が住む波佐見町は、名前を言うだけで「〇〇さんの娘さんね〜」と言い当てられるほど、皆さん地域の方のことに詳しい(笑)!でもそれだけ、繋がりを大切にしていることがわかります。
 


 
───“おへそ”な地域に移住を考えている方に何か一言お願いします。

 
小春さん:移住を考えている方へ伝えたいことは、この“おへそ”な地域でしか味わえないことを楽しんでいただきたいということです。自然や人・文化や伝統、どれも実際に自分自身で見て、触れて、関わって欲しいと思います。ぜひ、この魅力的な地域の一員になっていただきたいです。
 

 
 
 
 
 
それぞれに違った個性があり、人や自然、伝統を大切に想う気持ちのある“おへそ”な地域。その想いがこの地域の魅力をより一層引き立てているよう。そんな町で生まれ育った小春さんもまた、地域のため、そこで暮らす人たちのため、そしてこの地域に興味を持って下さる方のために“地域発のモデル”として活動することを心に決めました。繊細で柔らかな雰囲気の中にも、真の強さが感じられる小春さん。この“おへそ”な地域と共に、活躍の場を広げていきます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
-Model-

細川 小春 【Koharu Hosokawa】
波佐見町出身。地域発のモデルとして駆け出したばかりの26才。
波佐見ふるさとBOOK「Like」のモデルや地域のPR動画、
雑誌のモデルなど幅広く活躍中。

 

Instagram:@mwmw_mbm

 
小春さん動画はこちら(曲が流れます)