東彼杵町駄地郷にある原野付き中古住宅をご紹介します。
原野は約350坪ほどの広さがあって、新築用地としても活用いただけそう。近くには保育園や小学校、支所などもあってファミリー層にもオススメです!
建物は築50年経過し、老朽化が進んでいてそのままでの活用は少し難しい様子。
抜け感があって雰囲気の良い立地ですので、敷地の広さを活かして人が集まる場所なんかに活用しても良さそうです。
目次
- 外観
- 内観
ルームツアー
下の画像をクリックして動画で全体像をご確認いただけます。(※再生すると音声が流れます)
高画質でのご視聴は“こちら”からご覧ください。
物件までの道のり
国道34号線の駄地郷交差点から、長崎街道へ130mほど進んだところ。
歯科医院のある交差点を右折し、すぐピンク色の矢印の方向へ入ります。
細道部分の様子。こちらの道をまっすぐ進みます。
カーブの先に物件が見えるのが、今回ご紹介する物件です。
敷地入り口の様子
敷地入り口は5.3mほどの広さがありますが、道幅は3.6mほどになります。また、左側は水路になっていて現状柵なども無い状態でした。
大きな石が積み上げられた重厚感ある石垣。こちらが原野部分になります。石垣の高さは2.2mほどでした。
水路は深さがありますが、ガードレールや柵などはないので、小さなお子さんや夜の走行など気をつけたいところ。
上空からの様子
原野部分は357.56坪と広々。後でご紹介しますが、奥に行くほどに傾斜がついています。
物件のすぐ近くに高速道路が走っているので、走行音などがありました。
ピンクで囲まれている部分が敷地になります。水色部分は水路になっていて、敷地をぐるりと取り囲むように水路がある様子がわかります。
上水道配管図
上水道は北側の里道部分から引き込まれています。下水道は未整備地区になっています。
原野部分
現状では大人の膝丈ほどの雑草が生えている状態。
原野の周囲にも水路があります。ぶどう棚のようなものもありました。
東側の一番高い土地は、第三者の所有地になっています。
現状では、敷地内に段差がある状態。また枯れ木や雑草なども多く、住宅用地として使用する場合にはそちらの撤去や造成などが必要になりそうです。
西側の一段高い場所からは、遠くに大村湾が見えました。
入り口はスロープ状になっていて、住宅を建築した時にもこちらの部分が入り口になりそう。
プレハブ小屋
鉄骨造の建物に設置されたプレハブ小屋。鉄骨やブロック部分は変色しており、劣化している様子が窺えます。
建物側から見た様子。プレハブ部分の劣化も見受けられます。
階段も劣化が進んでいるので、慎重に登ります。
プレハブの壁も劣化している様子。下のコンクリート部分にはコケやゴミがありました。
プレハブの中には荷物が入ったままの様子。
天井からは植物が入り込んでいたり、雨漏りの跡や剥がれなどがあり、かなり傷んでいる様子でした。
南側の様子
外壁や屋根下など色褪せや劣化があります。
奥にもう一つの玄関がありました。
玄関の前のコンクリート敷きの一部は、第三者の所有地になっています。
玄関付近には植栽が多く、水溜めのような窪みもありました。
軒天や破風部分は劣化が激しく、傷んでいる様子。
東側の様子
東側の隣地は高台になっていて建物が少し隠れている状態。
こちらはキッチン側で、勝手口がありました。
古い温水器やボイラーのようなものがありますが、動作は未確認になります。
外壁やトタン部分は劣化して剥がれていました。
敷地内に排水溝があります。また、汚水の汲み取り口もこちらに設置されています。
北側の様子
北側からの様子。
北側には、高い位置から水が流れている水路がありました。
一部、建物が鉄骨で支えられています。鉄骨部分も老朽化している様子。
西側の様子
段差部分は石垣が施されています。
母屋のすぐ前には隣地からの水路が設置されています。水路には落ち葉などが流れないよう網も設置されていました。
屋根
屋根はセメント瓦。色褪せや劣化などもあり、今後メンテナンスが必要になります。
玄関、廊下
玄関は昔ながらの佇まい。室内も経年劣化による傷みが所々見受けられます。
玄関から各部屋に繋がる長い廊下。奥の部屋までまっすぐ続きます。
和室6畳二間(1階)
6畳二間の和室。壁や畳なども変色して傷みがありました。
室内は昼間でも薄暗い印象です。
洋室4帖(1階)
和室の奥にはフローリング仕様の洋室があります。南に面しているので一番明るい印象がありました。
レトロなパーツがそのまま残されています。フローリングには傷や汚れなどがありました。
縁側につながるドア。縁側も傷んでいました。
ダイニングキッチン
ダイニングキッチンも使用感があります。壁・床・天井は、シミや汚れなどがありました。
給湯器は動作未確認。シンクは大きな汚れや傷みなどはなさそう。
天井やガス台の上は特に使用感がありました。
脱衣洗面室
洗面台は比較的キレイな様子。勝手口から出入りもできるようになっているので洗濯物を干すときなど便利そうです。
洗面台はあまり使用感もなく、状態も良い様子。
床もフローリングにリフォームされているようです。
浴室
床タイルが特徴的なレトロ浴室。コンパクトな浴槽は使用感や色褪せなどがあります。このままのご使用は難しそう。
トイレ、廊下
トイレは小便器と洋式便器の2箇所ありました。
洋式トイレにはペーパーホルダーと、洗浄ガンが設置されています。
こちらもレトロな手洗器。丸っこい形が可愛い。
和室に繋がる廊下の様子。フローリングが一部浮いていました。
和室8畳二間(1階)
北側の和室は8畳二間で広い印象。経年劣化による傷みも多くありました。
畳も全体的に傷んでいますが、一部家具を置いていた影響なのか凹んでいる箇所もあります。
もう一つ玄関の様子。洋風タイプになっています。
2階廊下
2階に上がった廊下部分。フローリングが白くなっていました。
2階からの風景。周りに高い建物がなく、大村湾が少し見えました。
和室6畳(2階)
6畳の和室は明るい日差しが差し込みます。
砂壁には穴が空いていたり、天井は雨漏りのようなシミがあったりと全体的に傷みがある状態。
洋室7.5帖(2階)
フローリングに傷みがある様子。
窓は3ヶ所あるので明るい印象です。小窓がかわいらしい。
まとめ
今回ご紹介した物件はいかがだったでしょうか。
大通りから少し登ったところにあり、広い原野が印象的な物件でした。周りには高い建物なく、抜け感もあって良い雰囲気。建物は傷みが多くそのままでの使用は難しい様子でしたが、原野を活用して新築用地として利用いただくのも良さそう。広い敷地を生かした色々な可能性を感じられる物件でした。東彼杵町で住宅用地や中古物件をお探しの方はぜひご検討ください。
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