有田町|ひっそりと佇む平屋建て住宅

2022.02.28

見合わせ 有田町中樽1丁目
[売家]

 

こちらは現在、見合わせ中です。最新情報は、電話(0956-56-8866)またはメールにてお問い合わせください。ohesojournalでは物件アーカイブとして掲載しています。

 

佐賀県有田町中樽1丁目にある中古住宅をご紹介いたします。

国道から山間に入り込んだこちらの物件。再建築不可(リノベーション可)、敷地内に駐車場無し(付近に月極駐車場有り)という条件の物件ですが、近くには可愛らしい小川と、トトロに出てきそうな山道もありました。

建物は雨漏りによる傷みなどもありますが、修繕して住まうことができそうです。購入後、貸家などの収益物件としても使用できそうなコンパクトな平屋建て住宅のご紹介です。
 
 
 

下の画像をクリックして動画で全体像をご確認いただけます。(※再生すると音声が流れます)

 
 
 

ドローンで全体像を見てみましょう。

物件はピンクで囲まれたところ。線路を挟んで奥は有田陶器市祭りのメインストリートなどがある地区になります。物件は谷間にあるようなイメージ。

 
 
 
続いて物件までの道のりをご案内。有田町から武雄方面へ向かう国道35号線上に3つ続きのトンネルがあります。有田町側から行くと2つ目と3つ目の間にある脇道へ進みます。「丸兄」の大きな看板が目印です。

脇道の入口の様子。

「この道を通るのは、初めて!」の方も多いはず。こちらの道は通り抜けできませんので、近隣住民以外の方はあまり通行頻度は高くないようです。

気持ちの良い景色を眺めながら、下ります。

坂の途中にあるこちらのスペース(私有地)を、駐車場としてお貸しいただけます。(停め方や台数は要相談)

駐車場から更に下へ進みます。下った先にある小さな橋。

敷地までは、こちらの細い里道を進みます。幅は、大人1人が通れるほどで、車の通行はできません。

今回ご紹介するのは、こちらの平屋建ての住まいです。築50年のレトロ物件ですが、使い方によっては、うまく活かせそうな物件です。

里道を更に奥に進んだ先は、線路につながります。線路の側まで舗装された階段が続いていますが、線路沿いの通行や横断は鉄道会社より禁止されているとのことです。
線路側から見た敷地の様子。中心にあるのはバナナの木。

 
 
 

目の前の癒しスポット。

こちらの物件のそばには、風情ある小川と山道へ続く森の小道があります。季節の移ろいを身近に感じられるまさに癒しのスポットです。

木々が自然のアーチになって、小川の写真も「映え」ます。

橋の上や小道から覗くと、川の中の生き物にも出会えそう。

まるでとなりのトトロのメイちゃんが駆けていきそうな、森の小道。この先には御殿様がお祭りされているそうで、神秘的な空間になっています。

 
 
 

続いて外まわりを見ていきましょう。敷地は72坪ほどで、こぢんまりした印象ですが、草花を楽しめるお庭もありました。また外観はトタン壁仕様でレトロな印象。

南側に面した造りの平屋建て住宅。

小石の模様がかわいらしい玄関ポーチ。庭先の植栽は剪定などが必要になりそうです。

椿や水仙が玄関先に彩りを与えます。

東側にも木々を植えるスペースがありました。

 茶色のトタン壁は木目調になっています。こちらはトイレの単独浄化槽が設置されています。

浴室の給湯器は、雨風にさらされないように囲いがありました。

北側のフェンスの先には木々が生い茂っています。目隠しのようにもなっていますが、伐採することでスッキリとした印象にもなりそう。

北側は、日が当たらない影響もあって、コケなどが自生していました。

奥には既製品のサンルーフが設置されていました。

北側の角からの様子。線路向かいの一段高い場所に家や道路がある様子がわかります。

西側にある隣地とは高低差があって、擁壁の高さが感じられました。

西側の6畳和室部分には雨漏りの跡がありました。外側を見ると、樋(とい)部分に隙間があるように見受けられました。外倉庫も一つ設置されています。

南側の様子。

木製の下屋が設置されています。洗濯物なども気持ちよく乾きそう。

植物の栽培を楽しまれていたような跡がありました。日当たりが良く、気持ちよく育ちそう。

敷地内に公共汚水マスが設置されていました。

屋根はセメント瓦葺き。今後、塗装などのメンテナンスが必要になりそうです。

軒天は剥がれている部分がありました。
 
 
 

昭和レトロな平屋建て住宅。

続いて室内をご紹介します。東側に洋室2部屋、西側に和室2部屋の造りになります。洋室は比較的きれいに保たれていますが、和室には雨漏りがあったり、トイレにドアがなかったりと修繕や補修が必要な箇所もありました。DIYで手を入れて少しずつ作り上げていきたい方にもオススメです。

玄関からまっすぐ伸びる廊下の様子。

造り付けの靴箱。

靴を脱ぐスペースには、埃やチリなどがたまりやすくなっているようです。

段差部分には手すりもあって安心。

9帖の洋室は、南に面していてとても明るい印象。エアコンのためのボックスや飾り棚がアクセントになっていました。

柔らかな光が差し込みます。

建物東側の8帖の洋室。こちらはナチュラルな木の素材で統一されていました。

フローリングは比較的新しい印象ですが、少し“反り”が見受けられました。

窓は、アルミの窓枠と木の窓枠の二重構造になっていて、寒さ対策もバッチリ。

こちらのタンスもそのままご使用いただけますが、少したわんでいるところもありました。少し湿気が多いのかも。

廊下の突き当たりには、水回りが集まっています。洗面台はシンプルなタイプ。

洗面台の隣には、男性用小便器がありました。ドアが設置されていない状態です。

廊下側から見ると洋便器はドアの奥にあるように見えますが、奥まで進むと壁が無く中が見える状態。

洋式トイレの天井部分は、以前雨漏りがあったようで、簡易的に補修された跡がありました。

壁の下には汚れがありました。

浴室はタイル張りのタイプになっています。

浴槽は古めのタイプなのでお取り換えをおすすめします。

シャワーが2つ設置してありますが、動作確認はできていません。

天井はカビなど気になる部分はあまり見受けられませんでした。

台所の様子。

ステンレス製のキッチンが設置されていますが、コンロなどはありませんでした。

水回りは経年劣化による傷みや汚れなどがありました。

天袋の様子。

台所は天井や壁紙などに黒ずみなどが多く見られました。

和室まで繋がる廊下の様子。

6畳の和室は、南に面した日当たりの良い場所にあります。

西側の垂れ壁と畳部分には雨漏りの跡がありました。外回りでご紹介した樋部分の隙間からの雨漏りではないかと考えられます。

8畳の和室は北側になっていて、少し薄暗い印象がありました。

床の間側の床にたわみが見られました。壁は繊維壁仕様。

欄間とエアコンの様子。エアコンの動作確認はできていませんが、そのまま残されます。

縁側は、隣の擁壁が目の前にあって少し圧迫感がありました。

 
 
 

今回ご紹介した物件はいかがだったでしょうか。山間にひっそりと佇む隠れ家っぽい雰囲気がありました。住まうには手を入れる必要がありそうですが、DIYなどで自分好みにカスタマイズすることもできそう。再建築不可という条件でご購入いただける方を募集します。

 
 
 
360°ルームツアーをご覧頂けます。
【外観】


 
 
 
【内観】

OUTLINE
所在地
有田町中樽1丁目
交通
上有田駅徒歩8分
構造
木造セメント瓦葺き
規模
平屋建て
築年
昭和47年10月
価格
*****万円
土地
240.74㎡(72.82坪)
建物
99.69㎡(30.15坪)
地目
宅地
都市計画
非線引き区域
用途地域
第一種住居地域
容積率
200%
建ぺい率
60%
現況
空家
地勢
平坦
接道状況
東側 公道(里道) 接面11m 幅員90cm ※再建築不可
駐車場
無し
引渡時期
相談
設備
キッチン、単独浄化槽(トイレのみ)
最寄り施設
● 役場/有田町東出張所(車4分)
● 小学校/有田小学校(徒歩24分)
● 中学校/有田中学校(徒歩21分)
● 病院(内科)/蒲地医院(車5分)
   (小児科)/松尾内科(車10分)
● 警察署/有田幹部派出所(車10分)
● 金融機関/佐賀銀行 (車4分)
● スーパーマーケット/マックスバリュ(車9分)
● コンビニ/ヤマザキYショップ(車2分)
● 避難場所/風水害/土砂災害:2区公民館 (徒歩9分)
● 避難所/風水害/土砂災害:2区公民館 (徒歩9分)
※「避難場所」は、災害の危険から一時的に避難するところです。「避難所」は、一定期間滞在し、避難者が生活できるところです。
備考
※仲介手数料/*****万円
取引
〈仲介〉専任媒介
その他
※売却価格は売主様が設定されています。当社は成約時に仲介手数料のみをいただきます。
※その他、所有権移転費用や印紙代なども別途必要になります。

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